夕刊:2018/05/07

米国のイラン核合意破棄を巡る中東の地政学的リスクを背景に東京原油が大幅反発

為替
東京市場が休場中に海外為替市場で円高ドル安が進んだ流れを受け大型連休明け7日の東京為替市場のドル円相場は2日の東京終値より70銭ほど円高ドル安の1ドル=109円10銭台半ばで取引を開始した。日中取引では目立った手掛かり材料に欠ける中、日経平均が小幅高で寄り付いたあと下げに転じたことや米10年債利回りの伸び悩みでドル円はじり安となり108円75銭まで軟化した。その後日経平均が下げ渋りとなったことからドル円は109円近くまで持ち直した。午後は日経平均が2日の終値近辺まで下げ幅を縮小したことから円買いが一服しドル円は109円20銭前後まで小幅に上昇した。15時15分現在、1ドル=109円24銭。
株式(日経平均)
前週末の米株式市場でNYダウとナスダック指数が大幅高したことを好感し7日の東京株式市場では日経平均株価は前日比40円44銭高の22513円22銭と小幅高で寄り付いた。寄り後は円高が嫌気され輸出関連株や景気敏感株の一角に売りが優勢となり日経平均はマイナスに転じ一時100円超の下げ幅となった。前引けの日経平均株価は前日比100円64銭安の22372円14銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は日銀のETF買い付け観測が下支えとなり日経平均は下値を切り上げ2日の終値近辺でのもみ合いとなった。大引けの日経平均株価は前日比5円62銭安の22467円16銭と小幅に続落した。
貴金属
金先限帳入値は4600円(前日比-6円)。銀先限帳入値は57.9円(前日比+0.6円)。プラチナ先限帳入値は3222円(前日比+42円)。パラジウム先限帳入値は3303円(前日比+66円)。金は小幅に反落した。円高を受け売り優勢で始まった。寄り後にドル建て現物相場の堅調で下げ渋り一時小幅高に転じたあとは動意が薄くなり本日の寄り値近辺でのもみ合いで推移した。プラチナは大幅に反発した。NY高を受け反発して寄り付いた。その後はドル高一服やドル建て現物相場の上昇に支援され上げ幅を拡大し堅調な動きとなった。
石油
原油先限帳入値は47790円(前日比+1510円)。ガソリン先限帳入値は61760円(前日比+1400円)。灯油先限帳入値は65050円(前日比+1450円)。東京原油は大幅に反発した。NY原油3連騰を受け買い優勢で始まった。その後は円高に上値が抑えられた場面もあったがトランプ大統領がイラン核合意の破棄を判断する期限を12日に控えイランと米国の緊張が高まっていることやNY原油夜間取引の上昇が後押しとなり東京原油は次第に地合いを引き締め一段高となった。ガソリンと灯油は原油に連れ高した。
ゴム
ゴム先限帳入値は193.5円(前日比+1.5円)。東京ゴムは反発した。円高に圧迫され小幅安で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムがじり高となり上げ幅を拡大するにつれ東京ゴムは反発に転じ強含みで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25490円(前日比-80円)。大豆先限帳入値は49820円(前日比-180円)。コーンは7日ぶりに小反落した。コーンは前日比横ばいで寄り付いた後シカゴ夜間取引の弱含みや円高に圧迫されじり安基調を辿り軟調に推移した。大型連休を挟み6日続伸したことで高値警戒感やテクニカル面での過熱感が意識され利益確定売りと持ち高調整売りが優勢となった。大豆は夜間取引とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は円高やシカゴ夜間取引安で小口売りを誘い上げ幅を削ったあと下げに転じた。
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