夕刊:2018/05/10

欧米株高や円安を好感しリスク選好の動きが強まり日経平均は反発

為替
NY時間に米10年債利回りの上昇や米株高を受けドルが買われドル円が109円台後半に上昇した流れを引継ぎ10日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=109円70銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が反発して始まったことからドル円は一時109円90銭台まで上伸したものの時間外の米10年債利回りが低下し3%台を割り込んだことや日経平均の上げ幅縮小でドル円は次第に上値が重くなり109円60銭台前半まで軟化した。午後に入ってからは時間外の米10年債利回りの低下が一服したことからドル円はやや持ち直し109円70~80銭前後の狭いレンジ内での小幅な値動きとなった。15時15分現在、1ドル=109円83銭。
株式(日経平均)
前日の欧米株高や円安を好感し10日の東京株式市場ではリスク選好の動きが強まり輸出関連や石油関連株中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比73円63銭高の22482円51銭と反発して寄り付いた。寄り後買いが一巡した後に円安が一服したことで個人投資家などからの利益確定売りを誘い日経平均は伸び悩み上げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比37円57銭高の22446円45銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより小高く寄り付いた後日経平均は膠着感を強め22500円近辺で小幅な上げ下げを繰り返した。大引けの日経平均株価は前日比88円30銭高の22497円18銭と反発した。
貴金属
金先限帳入値は4626円(前日比+24円)。銀先限帳入値は58.1円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3240円(前日比+20円)。パラジウム先限帳入値は3334円(前日比+48円)。金は続伸した。円安とドル建て現物相場の上昇を受け買い優勢で始まった。その後ドル建て現物相場の伸び悩みや円安一服で上値が抑えられたもののイランを巡る中東情勢の緊迫化による地政学的リスクが下支えとなり高値圏で堅調に推移した。プラチナも続伸した。NY高と円安に支援され続伸して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調や株高を背景に上げ幅をやや拡大し高もち合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は49360円(前日比+980円)。ガソリン先限帳入値は63580円(前日比+990円)。灯油先限帳入値は67020円(前日比+1060円)。東京原油は大幅に続伸した。NY高と円安が好感され買い先行で寄り付いた。寄り後NY原油夜間取引が上伸したことに加えイスラエル軍とイラン軍が軍事衝突との一部報道で中東情勢の緊迫化が警戒されたことなどで買いが加速し一段高となった。ガソリンと灯油もシカゴ高や原油高に連動し大幅に続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は192.9円(前日比+1.2円)。東京ゴムは小確り。上海ゴム夜間取引高と円安を受け買いが優勢で寄り付いた。寄り後日中取引の上海ゴムが夜間からの上げ幅を拡大した場面では東京ゴムも上値を試す動きとなったがその後上海ゴムが伸び悩み夜間取引の終値水準へ押し戻されたことから東京ゴムも買いが手控えられ値を削る動きとなり小幅安に転じた。しかしながら上海ゴムの底堅い動きから取引終盤にかけて買い戻しが入り東京ゴムは再度プラス圏に浮上した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25710円(前日比+110円)。大豆先限帳入値は50150円(前日比+100円)。コーンは続伸した。前日のシカゴは小反落したものの円安に支援され買いが優勢で寄り付いた。寄り後は原油相場の上昇や強気のテクニカルを背景に買戻しを誘い一段高するもその後今晩の需給報告を控えた利益確定売りや持ち高調整売りに押され上げ幅を削り小幅なもみ合いで推移した。大豆は夜間取引が3日続伸して寄り付いたものの日中取引に入ってからは商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想+0.3% 前回-0.1%)
21:30米4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.2%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想21.9万件 前回21.1万件)

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