夕刊:2018/05/11

NYダウの6日続伸で投資家心理が改善し好決算銘柄中心に買われ日経平均は大幅続伸

為替
NY時間に弱めの米4月消費者物価指数(CPI)の発表を受け米利上げ観測が後退したことで米10年債利回りが低下したことをきっかけにドルが売られドル円が109円40銭台へ軟化した流れを引継ぎ11日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=109円40銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まりじり高となったことからドル円は一時109円50銭台後半まで強含んだ。その後日銀の国債買入れオペ減額の思惑から円が買われドル円は109円20銭割れまで急速に値下がりした。しかしながら実際には前回と同額だったことでドル円は109円40銭台まで持ち直した。午後に入り日経平均が堅調地合いを維持したことで円買いが一服しドル円は底堅かったものの手掛かり材料難で方向感が乏しくなり109円台半ばでの小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=109円45銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でNYダウが大幅に6日続伸したことが好感され11日の東京株式市場では投資家心理が改善しスズキやパナソニックなどの好決算銘柄中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比76円77銭高の22573円95銭と続伸して寄り付いた。寄り後もリスク選好の動きが継続し株価指数先物の買い戻しなどを絡めて相場を後押しし一時日経平均は200円超の上げ幅となった。その後円高進行から上値が重くなり上げ幅を削る場面もあったが直ぐに切り返し堅調な動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比202円58銭高の22699円76銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後も米株高やアジア株高を背景に前場からの堅調地合いを引き継ぎ日経平均は22700円台を維持しながら底堅く推移しじり高基調を辿った。大引けの日経平均株価は前日比261円30銭高の22758円48銭と大幅に続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4632円(前日比+6円)。銀先限帳入値は58.8円(前日比+0.7円)。プラチナ先限帳入値は3257円(前日比+17円)。パラジウム先限帳入値は3381円(前日比+47円)。金とプラチナは3日続伸した。金はNY高を受け買い優勢で始まった。その後は円高とドル建て現物相場の伸び悩みに上値が抑えられ上げ幅を縮小した。一方で中東情勢の緊迫化や米中貿易問題など懸念材料も豊富なことから押し目買い意欲も強く下値は堅かった。プラチナはNY高を受け続伸して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の弱含みや円高で上値が重くなり寄り値近辺でのもみ合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は49070円(前日比-290円)。ガソリン先限帳入値は63320円(前日比-260円)。灯油先限帳入値は66730円(前日比-290円)。東京原油は反落した。NY原油は小幅高となったものの上値の重さが嫌気されたことや円高に圧迫され売り優勢で寄り付いた。寄り後NY原油夜間取引が小幅安に転じたことで利益確定売りが優勢となり下げ幅を拡大し軟調な動きとなった。ガソリンと灯油も反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は193.4円(前日比+0.5円)。東京ゴムは小幅に続伸した。上海ゴム夜間取引が小幅安となったことや円高に圧迫され売り先行で寄り付いた。寄り後小幅高に転じたものの日中取引の上海ゴムが夜間取引の終値近辺で小動きに推移したことから手掛かり材料難となり東京ゴムは狭いレンジ内で方向感に乏しい動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25420円(前日比-290円)。大豆先限帳入値は50220円(前日比+70円)。コーンは反落した。シカゴ安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引の弱含みから利益確定売りや週末の持ち高調整売りなどに圧迫され下げ幅を拡大し軟調な動きとなった。大豆は小幅に4日続伸した。夜間取引が続伸して寄り付いたあと日中取引ではシカゴ高を受け夜間取引よりも小高く寄り付くもシカゴ夜間取引安で買いが続かず動意薄の展開。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値(予想98.3 前回98.8)
※欧ドラギECB総裁、発言

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