夕刊:2018/05/16

米株安を受け利益確定売りが優勢となり日経平均は続落

為替
NY時間に米10年債利回りが6年10ヶ月ぶりの水準へ上昇したことからドル買いが強まり円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ16日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より40銭ほど円安ドル高の1ドル=110円20銭前後で取引を開始した。日中取引では一時110円40銭台へ上伸したものの時間外の米10年債利回りがやや低下したことや日経平均の続落でドル円の上値が抑えられ110円30銭前後での小動きに推移した。午後に入っても手掛かり材料難からドル円は110円20銭台での小幅な値動きとなった。15時15分現在、1ドル=110円22銭。
株式(日経平均)
16日の東京株式市場では前日の米株安や本邦1-3月GDP速報値が市場予想を下回ったことなどを受け利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比87円90銭安の22730円12銭と続落して寄り付いた。寄り後は円安を背景にトヨタなど自動車株の一角に押し目買いが入り日経平均は下げ渋りやや値を戻す場面も見られたが戻り売り圧力で戻りは限定的となった。前引けの日経平均株価は前日比86円93銭安の22731円09銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより小高く寄り付いた。寄り後に海外ファンド筋からの先物買いで日経平均は一時下げ幅を縮小したが先物の買いが一巡すると下値を切り下げじり安基調に転じた。大引けの日経平均株価は前日比100円79銭安の22717円23銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4580円(前日比-43円)。銀先限帳入値は57.8円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3198円(前日比-23円)。パラジウム先限帳入値は3353円(前日比-17円)。金は大幅に続落した。NY安を受け売りが優勢となり急落して始まった。寄り後は円安とドル建て現物相場の底堅い動きに下支えされ下げ渋ったものの戻りも鈍く寄り値前後でもみ合う展開となった。プラチナも続落した。NY安を映し大幅に続落して始まった。寄り後はアジア市場でのユーロの下げ止まりやドル建て現物相場の堅調で下げが一服し3200円前後でのもみ合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は50120円(前日比+400円)。ガソリン先限帳入値は63940円(前日比+340円)。灯油先限帳入値は67480円(前日比+390円)。東京原油は続伸した。NY原油高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。NY引け後にAPIが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反し増加したことからNY原油夜間取引が軟調に推移したことで寄り後に東京原油は上値が重くなり一時5万円台を下回って推移した。その後NY原油夜間取引の下げ幅縮小で買い直され再び5万円台を回復し高値圏でのもみ合いで推移した。ガソリンと灯油は続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は188.5円(前日比+0.4円)。東京ゴムは小反発した。東京夜間取引終値とほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は材料難で方向感が定め辛い中、日中取引の上海ゴムが寄り後地合いを緩めたことで東京ゴムは一時小幅安に転じたがその後上海ゴムが持ち直したことで東京ゴムも切り返し小幅高に転じた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25640円(前日比+120円)。大豆先限帳入値は50800円(前日比変わらず)。コーンは続伸した。シカゴ高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は商いが盛り上がりに欠ける中、シカゴ夜間取引の底堅さを支えに高もち合いで推移した。大豆は夜間取引が前日と同値で寄り付いたものの日中取引では商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米4月住宅着工件数(年率換算件数)(予想131.0万件 前回131.9万件)
21:30米4月建設許可件数(年率換算件数)(予想135.0万件 前回137.9万件)
22:15米4月鉱工業生産(前月比)(予想-2.1% 前回+0.5%)

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