夕刊:2018/05/17

米株高と円安を好感し金融株や値嵩の主力株が買われ日経平均は反発

為替
NY時間に米10年債利回りが一時3.1%台へ上昇したことからドルが買われドル円が強含んだ流れを引継ぎ17日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より10銭ほど円安ドル高の1ドル=110円30銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均の反発を受けドル円は110円台前半で底堅い動きとなった。その後中国が米国製品に対して相互課税を賦課との報道をきっかけにドル売りが強まりドル円は110円10銭前後へ軟化した。ただ、中国の相互課税賦課は4月に発表済みとのことからドル円はやや持ち直し110円20銭近辺へ値を戻した。午後は日経平均の上げ幅拡大や米長期金利の高止まりでドル円はやや円安方向に傾き110円30銭前後で膠着した相場展開となった。15時15分現在、1ドル=110円43銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でNYダウ、ナスダック共に反発したことや円安を好感し17日の東京株式市場では投資家心理が改善し買いが優勢となった。米長期金利の上昇で日米金利差拡大による収益改善期待からメガバンクなどの金融株が買われた他円安でソニーなど主力の輸出関連株が上昇し日経平均株価は前日比103円39銭高の22820円62銭と反発して寄り付いた。寄り後は米中貿易問題や米朝首脳会談の行方に対する先行き不透明感から積極的な買いが手控えられたことで日経平均は底堅いながら上値の重い動きで推移した。前引けの日経平均株価は前日比100円65銭高の22817円88銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりやや上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後はソニーやソフトバンクなど値嵩株が買われたことや株価指数先物買いに相場を押し上げられ日経平均は一時170円近く上昇した。ただ、大引けにかけてはダレ気味となり日経平均株価は前日比121円14銭高の22838円37銭と反発して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4573円(前日比-7円)。銀先限帳入値は58.0円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3170円(前日比-28円)。パラジウム先限帳入値は3360円(前日比+7円)。金は小幅に3日続落した。時間外のNY金先物相場の下落を受け売りが優勢で始まった。寄り後は昨日の急落で下値には安値拾いの買いが入り相場を下支えし下げ渋る展開となった。プラチナは大幅に3日続落した。NY安を映し売り優勢となった。寄り後はドル建て現物相場が軟調に推移したことやテクニカル要因の売りに上値が抑えられ反発力が乏しく安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は51040円(前日比+920円)。ガソリン先限帳入値は64880円(前日比+940円)。灯油先限帳入値は68350円(前日比+870円)。東京原油は大幅に3日続伸した。NY原油高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はEIA週間在庫統計の内容を好感しNY原油夜間取引が上昇したことから東京原油は地合いを強め一段高となり年初来高値を更新し本日の高値で引けた。ガソリンと灯油は大幅に3日続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は189.9円(前日比+1.4円)。東京ゴムは続伸した。上海ゴム夜間取引高と原油高を好感し買い優勢で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが底堅いながら小動きとなったことから東京ゴムは動意が薄くなり寄り値を挟んで上下1円程度の狭いレンジ内でのもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25730円(前日比+90円)。大豆先限帳入値は50800円(前日比変わらず)。コーンは3日続伸した。シカゴ安を受け寄り付きは利益確定売りが優勢となった。その後目新しい材料も無く薄商いとなる中、シカゴ夜間取引の確りした動きで押し目買いを誘い小幅高に転じた。大豆は夜間取引が前日と同様に同値で寄り付いた後日中取引では昨日同様に商いが成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想21.0 前回23.2)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想21.5万件 前回21.1万件)
23:00米4月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.4% 前回+0.3%)

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