夕刊:2018/05/23

北朝鮮リスクの再燃で米株安となったことが嫌気され日経平均は大幅続落

為替
NY時間に米株安や北朝鮮リスクへの警戒でドルの上値が重くなった流れを引継ぎ23日の東京為替市場のドル円相場はNY終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=110円80銭台前半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続落して始まりその後急落したことからリスク回避の円買いが加速しドル円は110円40銭前後まで急速に軟化した。午後に入り円買いが一服したものの戻りは鈍くドル円は110円40~50銭前後の小幅なレンジ内での小動きとなった。15時15分現在、1ドル=110円49銭。
株式(日経平均)
22日にトランプ大統領が米朝首脳会談の中止または延期に言及したことで朝鮮半島の地政学的リスクが再燃し米株安となったことが嫌気され23日の東京株式市場では利益確定売りが優勢で始まり日経平均株価は前日比91円55銭安の22868円79銭と続落して寄り付いた。寄り後に日経平均先物に海外投資家からのまとまった売りが出てそれが現物株売りに波及し日経平均は下げ足を速め一時300円超下落した。その後日経平均はやや持ち直したものの円高が嫌気され上値の重い展開となった。前引けの日経平均株価は前日比247円96銭安の22712円38銭で前場の取引を終了した。後場も売り先行となり日経平均は前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後は日銀のETF買い付け期待で日経平均は下げ渋ったものの戻りは鈍く22700円を挟んで小幅なもみ合いで推移した。大引けの日経平均株価は前日比270円60銭安の22689円74銭と大幅に続落した。
貴金属
金先限帳入値は4574円(前日比-19円)。銀先限帳入値は58.6円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3220円(前日比+2円)。パラジウム先限帳入値は3402円(前日比-11円)。金は反落した。NY高を受け小確りで寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調で一時上げ幅を拡大したもののその後急激な円高を嫌気した売りに押し下げられ弱含みとなり安値圏でのもみ合いとなった。プラチナは小幅に続伸した。NY高を受け買いが優勢となった。寄り後は円高が重石となり上げ幅を削る動きとなった。
石油
原油先限帳入値は51010円(前日比-520円)。ガソリン先限帳入値は64900円(前日比-590円)。灯油先限帳入値は68500円(前日比-500円)。東京原油は7日ぶりに反落した。NY安を受け小安く寄り付いた。寄り後は円高進行やブレントオイルの上値の重さとNY原油夜間取引の下げ幅拡大など弱材料が重なったことで利益確定売りが膨らみ下げ幅を拡大し一段安となった。ガソリンと灯油は原油安に連動し大幅安。
ゴム
ゴム先限帳入値は196.5円(前日比-2.5円)。東京ゴムは続落した。上海ゴム夜間取引高を手掛かりにした買いが入り小幅高で寄り付いた。寄り後は円高や原油安が嫌気されたことに加え日中取引の上海ゴムが夜間からの上げ幅を縮小して寄り付きその後下げに転じ節目の12000元の大台を割り込んだことから東京ゴムにも売り圧力が強まりじり安となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は26270円(前日比+20円)。大豆先限帳入値は51050円(前日比変わらず)。コーンは小反発した。シカゴ高を手掛かりに買い優勢で始まった。その後円高に圧迫され上げ幅を削り一時マイナスに転じたもののシカゴ夜間取引の小幅続伸に下支えされ再浮上し小幅高でもみ合った。大豆は夜間取引で前日と同値で寄り付いたあとは今日も日中取引では商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米4月新築住宅販売件数(年率換算件数)(予想68.0万件 前回69.4万件)
27:00米FOMC議事録要旨

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