夕刊:2018/05/28

北朝鮮情勢や原油安など気迷い材料多く売り買い交錯し日経平均は小幅続伸

為替
前週末のNY為替市場でやや円安ドル高となった流れを引継ぎ28日の東京為替市場のドル円相場は前週末NY終値より20銭ほど円安ドル高水準の1ドル=109円60銭前後で取引を開始した。日中取引では一旦中止が発表された米朝首脳会談が開催に向けて実務者協議を再開したことを受け円安ドル高が進みドル円は一時109円70銭台半ばまで強含んだ。その後原油安で時間外の米10年債利回りが弱含みで推移したことや日経平均が寄り後下げに転じたことなどから円買いが強まりドル円は109円40銭前後まで軟化した後もみ合いとなった。午後に入り今晩米英市場が休場となる為、様子見気分強まりドル円は109円台半ばでの小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=109円59銭。
株式(日経平均)
米朝間で米朝首脳会談の開催に向けた協議が再開したことから朝鮮半島での地政学的リスクが和らいだことを受け28日の東京株式市場ではやや買いが優勢となり日経平均株価は前日比38円16銭高の22488円95銭と小幅続伸して寄り付いた。寄り後は原油安で石油関連株が一段安したことや米長期金利の低下で金融株が軟調に推移したことなどが相場の重石となり日経平均は小幅安に転じた。その後強弱感の対立で売り買い交錯し日経平均は前週末終値を挟んでもみ合う展開となった。前引けの日経平均株価は前日比5円52銭安の22445円27銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は日銀のETF買い付けの思惑で下値は固かったが今晩の米英市場が休場の為積極的な取引は手控え気味となり日経平均は動意薄の展開となった。大引けの日経平均株価は前日比30円30銭高の22481円09銭と小幅に続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4557円(前日比-19円)。銀先限帳入値は57.9円(前日比-0.5円)。プラチナ先限帳入値は3191円(前日比-22円)。パラジウム先限帳入値は3351円(前日比+9円)。金は反落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場が1300ドル台を割り込みやや軟調な動きとなったことや原油安で売り圧力が強まり下げ幅を拡大し弱含みで推移した。プラチナは反落した。NY安とユーロ安が嫌気され大幅に反落して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇が下支えしたものの戻りも鈍く寄り値近辺での安もち合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は48020円(前日比-2180円)。ガソリン新甫限帳入値は61460円(前日比-円)。灯油新甫限帳入値は65750円(前日比-円)。東京原油は大幅に続落した。NY原油急落を受け大幅続落して寄り付いた。寄り後はロシアやOPECなどの協調減産縮小への警戒やNY原油夜間取引の大幅続落で買いが見送られる中、損失覚悟の手仕舞い売りが加速し一段安となり2000円超の大幅安となった。原油急落が嫌気されガソリンと灯油の新甫限は軟調な発会となった。
ゴム
ゴム新甫限帳入値は193.4円(前日比-円)。東京ゴム新甫限は軟調な動き。上海ゴム夜間取引安や原油安に圧迫され売り優勢で始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが下げ幅を拡大したことから東京ゴム新甫限も地合いを緩めたもののその後上海ゴムが持ち直したことから下げ渋り寄り付き近辺での小幅なもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25730円(前日比-110円)。大豆先限帳入値は51050円(前日比変わらず)。コーンは3日続落した。原油安に圧迫され小安く始まった。寄り後はシカゴ夜間取引がメモリアルデーで休場となる中、原油や貴金属など他の商品の下落やテクニカルの悪化を受け売りが優勢となり下げ幅を拡大した。大豆は夜間取引で前週末と同値で寄り付いたあとは今日も日中取引では商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
特になし

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。