夕刊:2018/06/01

米雇用統計の発表を控えポジション調整売りで日経平均は小反落

為替
1日の東京為替市場のドル円相場は前日と同水準の1ドル=108円80銭前後で取引を開始した。日中取引では日銀の買いオペ減額の発表でドル円がやや弱含んだものの日経平均が安寄り後にプラスに転じたことや時間外の米10年債利回りが上昇したことなどからドル円は直ぐに切り返し109円20銭前後まで反発した。午後に入り今晩の米雇用統計の発表を控え様子見気分が強まり日経平均の上げ幅縮小でドル円の上値が抑えられ109円10銭前後での小動きに推移した。15時15分現在、1ドル=109円14銭。
株式(日経平均)
米国がEU やカナダなどに対し鉄鋼とアルミの追加関税の発動を決めたことからトランプ政権の保護貿易政策への警戒で欧米株式相場が下落した流れを引継ぎ1日の東京株式市場では売りが優勢となり日経平均株価は前日比75円57銭安の22126円25銭と反落して寄り付いた。その後取引中盤にかけ為替相場が円安方向へ振れたことをきっかけに自動車など輸出関連株中心に見直し買いの動きが強まったことや時間外の米10年債利回りの上昇で金融株にも買い戻しの動きが広がり日経平均は反発に転じ上げ幅を拡大した。又、月初めの投資信託などへの資金流入への期待から買いを入れた向きもあったようだ。前引けの日経平均株価は前日比71円68銭高の22273円50銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより上げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は今晩の米雇用統計の発表待ちで商いが手控えられる中、国内機関投資家などからのポジション調整売りに上値が抑えられ日経平均は失速気味となり小幅安に転じた。大引けの日経平均株価は前日比30円47銭安の22171円35銭と小反落した。
貴金属
金先限帳入値は4549円(前日比-2円)。銀先限帳入値は57.5円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3193円(前日比-8円)。パラジウム先限帳入値は3335円(前日比+6円)。金は小反落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の底堅い動きや円安に下支えされ下げ渋りとなり下げ幅を縮小し前日終値水準まで値位置を切り上げた。プラチナは反落した。ドル建て現物相場の下落で反落して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の反発や円安を受け下げが一服し底堅い動きとなった。
石油
原油新甫限帳入値は49100円(前日比-円)。ガソリン先限帳入値は62550円(前日比-20円)。灯油先限帳入値は67330円(前日比+220円)。東京原油新甫限は小動きながら堅調発会となった。NY原油は反落したものの東京原油新甫限はブレント原油の底堅さやガソリン、灯油の堅調を背景に買いが優勢となり小確りで推移した。ガソリンは小反落し、灯油は続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は189.4円(前日比-1.5円)。東京ゴムは続落した。産地の需給緩和観測で売りが優勢となり夜間取引と同水準で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが弱含みで始まったことから東京ゴムも地合いが緩み下げ幅を拡大する場面もあったが上海ゴムが切り返したことで東京ゴムは下げが一服した。その後は上海ゴムがもみ合いを続けたことから東京ゴムは寄り付きをやや上回る水準で小幅な値動きで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25370円(前日比+250円)。大豆先限帳入値は52050円(前日比変わらず)。コーンは3日ぶりに反発した。シカゴ小幅高を受け小確りで始まった。寄り後は円安やシカゴ夜間取引高で売りが手控え気味となる中、続落後の修正高狙いの買いが入り地合いを引き締め高もち合いとなった。大豆は夜間取引で前日と同値で寄り付いたあと日中取引では商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米5月非農業部門雇用者数(前月比)(予想19.0万人 前回16.4万人)
21:30米5月失業率(予想3.9% 前回3.9%)
21:30米5月平均時給(前月比)(予想+0.2% 前回+0.1%)
23:00米5月ISM製造業景況指数(予想58.1 前回57.3)

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