夕刊:2018/06/05

米株高や円安が追い風となるも利益確定売りに押され日経平均は伸び悩み

為替
NY時間で米10年債利回りの上昇や米株高を受けドルが買われ円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ5日の東京為替市場のドル円相場は前日比30銭ほど円安ドル高の1ドル=109円90銭台前半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まったことで株高を手掛かりにした円売りが優勢となりドル円は一時110円手前まで上昇した。しかしながら110円近辺では円を買い戻す動きや日経平均の伸び悩みでドル円の上値が抑えられ109円80銭台へ押し戻された。その後は109円90銭前後でのもみ合いとなった。午後に入り時間外の米10年債利回りの上昇やドル高ユーロ安でドル円は強含み一瞬110円台に乗せるも今回も110円の壁に阻まれ109円90銭前後へ押し戻され小動きに推移した。15時15分現在、1ドル=109円87銭。
株式(日経平均)
前日の米株高や円安を好感し5日の東京株式市場ではハイテク株中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比76円23銭高の22552円17銭と続伸して寄り付いた。寄り後は前日に株価が大幅上昇した反動から昨日買われた自動車や金融株などへ利益確定売りが優勢となり日経平均は上げ幅を削り一時小幅安に転じた。前引けの日経平均株価は前日比21円95銭高の22497円89銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後はメジャーSQを明日に控え様子見ムードが広がり日経平均は膠着感を強め22500円台前半での小幅な値動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比63円60銭高の22539円54銭と続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4554円(前日比+9円)。銀先限帳入値は57.9円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3184円(前日比-6円)。パラジウム先限帳入値は3373円(前日比-28円)。金は3日ぶりに小反発した。円安に支援され買い優勢となり反発して寄り付いた。寄り後は円安一服やドル建て現物相場の伸び悩みから上値が抑えられ上げ幅を縮小し小幅高でもみ合う展開となった。プラチナは3日続落した。NY安を円安に相殺され小高く寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の900㌦割れやユーロ安を嫌気した売りに下押されマイナスに転じたあと弱含みで推移した。
石油
原油先限帳入値は48590円(前日比-270円)。ガソリン先限帳入値は62090円(前日比-220円)。灯油先限帳入値は66540円(前日比-260円)。東京原油は続落した。NY安を受け売りが優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引が反発し65ドル台を回復したことで買戻しを誘いやや下げ幅を縮小した。一方で6/22のOPEC総会での協調減産縮小を警戒した売りに上値が抑えられ戻りは限定された。原油に連れ安しガソリンと灯油は続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は187.2円(前日比-3.2円)。東京ゴムは反落した。円安が下支えとなり東京夜間取引終値より下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は暫く小甘く推移するも日中取引の上海ゴムが下げ基調を強め下げ幅を拡大するに連れて東京ゴムは売りが優勢となり目先レンジ相場の下限と思われる188円を割り込んだことをきっかけに損失覚悟の売りを巻き込みながら一段安した。売り一巡後にやや持ち直したものの戻りは鈍く弱もち合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24910円(前日比-370円)。大豆先限帳入値は50540円(前日比-1510円)。コーンは大幅続落した。米中貿易戦争激化への懸念やコーンベルトでの順調な生育見通しが重石となりシカゴコーンが大幅続落したことを受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は円安やシカゴ夜間取引の小幅高で売り方の買い戻しを誘いやや下げ幅を縮小した。大豆は夜間取引でシカゴ大豆の大幅安を受け寄り後に急落したあとは日中取引の商いは成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:45米5月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)(予想55.7 前回55.7)
22:45米5月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)(予想- 前回55.7)
23:00米5月ISM非製造業景況指数(総合)(予想57.6 前回56.8)

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