夕刊:2018/06/06

海外投資家からの買いに押し上げられ日経平均は3日続伸

為替
6日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=109円80銭台で取引を開始した。日中取引では来週に米朝首脳会談やFOMC、ECB理事会など重要イベントが控えていることから市場では様子見ムードが強まる中、ドル円は方向感が乏しくなり109円80~90銭前後の狭いレンジ内で小幅な値動きで推移した。午後に入り日経平均の上げ幅拡大に連動しドル円はやや強含み109円台半ばへレンジを切り上げ推移した。15時15分現在、1ドル=109円90銭。
株式(日経平均)
6日の東京株式市場では前日のNY 株式相場がまちまちの結果となったことで方向感が定め辛くなり朝方は売り買い交錯し日経平均株価は前日比19円23銭安の22520円31銭と小反落して寄り付いた。寄り後は来週の重要イベントを控え手掛かり材料難から様子見ムードが強まる中、為替が109円台後半で落ち着いた動きとなったことや前日のナスダック高を受けソニーや京セラなど電機株の一角が買われ相場を押し上げ日経平均は小幅高に転じた。その後は前日終値近辺での小幅な値動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比51円57銭高の22591円11銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後はGLOBEXのNYダウ先物の上昇を手掛かりにした海外投資家からの株価指数先物買いや主力株への買いに押し上げられ日経平均は一時100円以上上げ幅を拡大した。大引けの日経平均株価は前日比86円19銭高の22625円73銭と3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4579円(前日比+25円)。銀先限帳入値は57.9円(前日比+0.3円)。プラチナ先限帳入値は3184円(前日比-6円)。パラジウム先限帳入値は3373円(前日比-28円)。金は続伸した。NY高を受け買い優勢ではじまった。寄り後はドル建て現物相場の上昇や円安に支援され上値を試す動きとなり本日の高値圏で堅調に推移した。週末のG7サミットを控え米国の鉄鋼、アルミのカナダやEUなどに対する追加関税に関する問題に進展は見られないとの見方から米国を巡る貿易摩擦激化への懸念を背景に金を買う動きが強まった。プラチナは4日ぶりに反発した。ドル建て現物相場の上昇を背景に買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みでやや上値が抑えられたものの金の堅調や円安が下支えとなり高もち合いで推移した。
石油
原油先限帳入値は48880円(前日比+290円)。ガソリン先限帳入値は62330円(前日比+230円)。灯油先限帳入値は66810円(前日比+270円)。東京原油は3日ぶりに反発した。NY原油が反発したものの米国がサウジアラビアなどへ増産を依頼したとの報道が嫌気され売りが優勢で始まった。寄り後はNY市場引け後にAPIが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が事前予想通り減少したことやベネズエラが一部原油輸出停止を検討しているとの報道などを受けNY原油夜間取引が上昇したことから売り方の買戻しや押し目買いを誘い反発に転じ上げ幅を拡大した。原油高を受けガソリンと灯油は反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は188.1円(前日比+0.9円)。東京ゴムは小反発した。上海ゴム夜間取引が小動きとなったことから東京ゴム夜間取引終値と同値で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間の終値近辺で小動きに推移したことで東京ゴムは手掛かり材料難となり商いが盛り上がりに欠ける中、円安に下支えされやや強含みで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は25030円(前日比+120円)。大豆先限帳入値は50700円(前日比+160円)。コーンは反発した。シカゴコーンの反発を受け買い優勢となり小高く寄り付いた。寄り後シカゴ夜間取引の続伸で買い戻しを誘いじり高基調となり25000円台を回復した。大豆は夜間取引で小高く寄り付いたあと日中取引ではシカゴ夜間取引の反発を手掛かりに売り物薄の中、下げ過ぎ感からの小口買いが入り一時1500円以上急騰するも戻りを売られ急速に上げ幅を削った。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
20:00米MBA住宅ローン申請指数(前週比)(予想- 前回-2.9%)
21:30米4月貿易収支(予想-490億ドル 前回-490億ドル)

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