夕刊:2018/06/07

米株高と円安を受け投資家心理が改善し日経平均は4日続伸

為替
NY時間で米長期金利の上昇や米株高を受け円売りドル買いが強まりドル円が110円20銭台へ上昇した流れを引継ぎ7日の東京為替市場のドル円相場は前日終値より20銭ほど円安ドル高水準の1ドル=110円10銭台前半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まり上げ幅を拡大したことから円が売られドル円は一時110円20銭台まで強含んだ。その後も日経平均は堅調を維持したものの週末にかけて日米首脳会談やG7サミットなど重要イベントを控え持ち高調整の円買いドル売りが優勢となりドル円は109円台後半に軟化した。午後に入り時間外の米10年債利回りがやや低下したことでドルが若干弱含みドル円は109円90銭台半ばで推移した。15時15分現在、1ドル=109円97銭。
株式(日経平均)
前日の米株式相場でNYダウが大幅高となったことを受け7日の東京株式市場では投資家心理が改善し買いが優勢で始まり日経平均株価は前日比122円99銭高の22748円72銭と続伸して寄り付いた。寄り後は米長期金利の上昇を背景に米金融株が上昇した流れを引継ぎ東京市場でもメガバンクなど銀行株が買われたほか円安の恩恵を受けやすい自動車株など輸出関連株が上昇し日経平均はじり高基調となり一段高した。又、株価指数先物にも海外勢からの買いが入り現物株の上昇を後押しした。前引けの日経平均株価は前日比214円12銭高の22839円85銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は明日のメジャーSQ を控え様子見ムードが広がる中 ファーストリテイリングや資生堂など値嵩株の一角が買われ相場を押し上げ日経平均は本日の高値圏で堅調な動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比197円53銭高の22823円26銭と大幅に4日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4577円(前日比-2円)。銀先限帳入値は58.8円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3211円(前日比+8円)。パラジウム先限帳入値は3435円(前日比+47円)。金は小幅に反落した。NY金は小反落したものの東京金は円安を受け買い優勢ではじまった。寄り後は円安一服やドル建て現物相場の伸び悩みに上値が抑えられ上げ一服となった。又、このところの米10年債利回りの上昇で来週のFOMCでの追加利上げが確実視され年4回の利上げの確率が高まる中、最近の金ETFからの資金流失が弱材料視され金の上値を重くした。プラチナは続伸した。NY高と円安を背景に買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場がもみ合いで推移したことや円安一服で上値が重くなり上げ幅をやや縮小した。トムソンロイターGFMSが発表したPGM報告によると今年のプラチナは昨年よりも不足幅が拡大すると予想されプラチナ価格は6年間の下落トレンドから徐々に持ち直し下半期には1000ドル台を回復することが見込まれるとのこと。
石油
原油先限帳入値は48640円(前日比-240円)。ガソリン先限帳入値は61850円(前日比-470円)。灯油先限帳入値は66260円(前日比-550円)。東京原油は反落した。NY安を受け売り優勢で始まった。寄り後は円安とNY原油夜間取引高が下支えとなり下げ渋ったものの円安一服で戻りが鈍く安もち合いとなった。原油は6月のOPEC総会終了までは暫くは下値模索の動きが続きそうだ。原油安に連動しガソリンと灯油は反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は189.7円(前日比+1.6円)。東京ゴムは続伸した。円安と上海ゴム夜間取引の小幅高を好感し買いが優勢で寄り付いた。寄り後は手掛かり難から小動きで推移していたが日中取引の上海ゴムが地合いを引き締めたことから東京ゴムも買いが優勢となり一時190円台を回復した。その後は日中取引の上海ゴムの上昇が一服したことから東京ゴムは買いの勢いが弱まり再度190円を割り込み小幅な値動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24900円(前日比-130円)。大豆先限帳入値は50800円(前日比+100円)。コーンは反落し、大豆は続伸した。東京コーンはシカゴ安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は薄商いの中シカゴ夜間取引の小反発で下げ幅を縮小するも手掛かり材料難から戻りは限定的となった。大豆は夜間取引で小高く寄り付いたあと日中取引ではシカゴ夜間取引安には反応は無く売り買い見送られ商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想22.0万件 前回22.1万件)

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