夕刊:2018/06/08

イベント前の利益確定売りや持ち高調整売りに押され日経平均は5日ぶりに反落

為替
NY時間で米債利回りの低下や新興国通貨安を背景にリスク回避の円買いドル売りが強まりドル円が109円台半ばへ下落した流れを引継ぎ8日の東京為替市場のドル円相場はNY終値より10銭ほど円高水準の1ドル=109円60銭台前半で取引を開始した。日中取引では週末のG7サミットや来週の米朝首脳会談、FOMCなど重要イベントを控え様子見ムードが広がる中、5、10日の輸入業者からの円売りドル買いなどでドル円は持ち直し109円80銭台へ上昇した。その後は動意薄となり109円70銭台でのもみ合いで推移した。午後に入り日経平均が下げ幅を拡大したことでリスク回避の円買いが再燃しドル円は109円60銭台前半まで押し戻された。15時15分現在、1ドル=109円58銭。
株式(日経平均)
前日のナスダック安や円高を受け8日の東京株式市場では輸出関連株などが買い手控えられる中、利益確定売りがやや優勢となり日経平均株価は前日比23円57銭安の22799円69銭と小反落して寄り付いた。寄り後に日経平均が一時100円近く下落したあと内需株中心に押し目買いが入り日経平均は下げ幅を縮小し上昇に転じた。しかしながら今週末から来週にかけてG7サミットや日米首脳会談などの重要イベントを控え上値を積極的に買う動きは限られその後海外投資家などからの利益確定売りに押され日経平均は再度マイナスに転じた。前引けの日経平均株価は前日比23円57銭安の22799円69銭で前場の取引を終了した。後場は他のアジア株式が総じて下落したことやGLOBEXのNYダウ先物の軟調な動きを背景に売り物がちとなり日経平均は前引けよりも下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後はG7サミットへの警戒で売買が手控え気味となる中、イベント前の利益確定売りや持ち高調整売りに押され日経平均は下げ幅を拡大し軟調な動きとなった。大引けの日経平均株価は前日比128円76銭安の22694円50銭と5日ぶりに反落した。
貴金属
金先限帳入値は4559円(前日比-18円)。銀先限帳入値は58.7円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は3178円(前日比-33円)。パラジウム先限帳入値は3400円(前日比-35円)。金は続落した。NY金は反発したものの東京金は円高が圧迫要因となり売り優勢で始まった。寄り後は円高が一服したもののドル建て現物相場の軟調で戻りが鈍く下値を探る展開となった。プラチナは反落した。NY安と円高に圧迫され売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下落や金の軟調を嫌気した売りでじり安基調を辿り下げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は49190円(前日比+550円)。ガソリン先限帳入値は62250円(前日比+400円)。灯油先限帳入値は67010円(前日比+750円)。東京原油は大幅反発した。ベネズエラの供給懸念が一段と高まったことからNY原油が大幅高となったことを映し買い優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引の続伸で一段高となり一時4桁超の上げ幅となった。その後はNY原油夜間取引の上げ幅縮小や円高が利益確定売りを誘い上げ幅を削る動きとなった。原油高に連動しガソリンと灯油は大幅に反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は186.1円(前日比-3.6円)。東京ゴムは反落した。上海ゴム夜間取引高を好感し小高く寄り付いた。寄り後は商いが盛り上がりに欠ける中、日中取引の上海ゴムが寄り後下落に転じ節目の11500元を割り込んだことから東京ゴムは売りが優勢となり下げ幅を拡大し一段安した。東京ゴムは5/4の安値186.4円を下回ったことから185円割れも視野に入り目先180円を試す動きも予想される。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24580円(前日比-320円)。大豆先限帳入値は51000円(前日比+200円)。コーンは続落し、大豆は3日続伸した。シカゴ安と円高を受け売り優勢で始まった。寄り後は節目の25000円を割り込みテクニカルが悪化したことで戻りが鈍くシカゴ夜間取引の弱含みから下げ幅をやや拡大し本日の安値圏で推移した。大豆は夜間取引で続伸して寄り付いたあとは日中取引の商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
※G7首脳会談(~6/9カナダ)

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