夕刊:2018/06/12

米朝首脳会談の進展を期待した買いで日経平均は続伸した

為替
12日の東京為替市場のドル円相場は米朝首脳会談への期待から円が売られ円安ドル高が進みドル円は前日比40銭ほど円安ドル高水準の1ドル=110円40銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅続伸して始まったことや時間外の米10年債利回りの上昇を受けドル円は一時110円50銭近辺まで上昇する場面もあったが午前の後半に日経平均の上げ幅縮小から円売りが一服しドル円は110円20銭台へ軟化した。午後に入りトランプ大統領の発言を受け円が売り直されドル円は110円40銭台前半へ持ち直した。その後は110円30~40銭前後で小幅な上げ下げを繰り返した。15時15分現在、1ドル=110円34銭。
株式(日経平均)
12日の東京株式市場では米朝首脳会談への期待の高まりや円安進行から幅広い銘柄に買いが優勢となり日経平均株価は前日比173円18銭高の22977円22銭と大幅に続伸して寄り付いた。寄り後直ぐに日経平均が一時200円超の上げ幅となり23000円台を回復した。その後達成感から利益確定売りに押され上げ幅を削り小幅安に転じた。売り一巡後に日経平均は寄り値近辺まで持ち直したものの前引けにかけ円安が一服したことで日経平均は再び水準を切り下げる動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比63円37銭高の22867円41銭で前場の取引を終了した。後場は前引けよりも上げ幅をやや拡大して寄り付いた。その後トランプ大統領が昼食会を終えた後に記者団に対して「予想以上に大きな進展があった。署名することになるだろう。」と述べたことを好感した買いが入り日経平均はじり高となりやや上げ幅を拡大した。大引けにかけて利益確定売りに上値が抑えられたが日経平均株価は前日比74円31銭高の22878円31銭と小幅に続伸して引けた。
貴金属
金先限帳入値は4592円(前日比+13円)。銀先限帳入値は59.7円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3222円(前日比+1円)。パラジウム先限帳入値は3468円(前日比+44円)。金は続伸した。NY高と円安に支援され買い優勢で始まった。寄り後は円安一服やドル建て現物相場の伸び悩みから4600円を手前にして上値が抑えられ高もち合いで推移した。プラチナは小幅に続伸した。ユーロの伸び悩みやドル建て現物相場の上昇一服を受け小幅安で寄り付いた後は方向感が乏しくなり寄り値近辺での小幅な値動きとなった。
石油
原油先限帳入値は49440円(前日比+300円)。ガソリン先限帳入値は62250円(前日比+260円)。灯油先限帳入値は67350円(前日比+370円)。東京原油は反発した。NY高と円安を好感し買い優勢で始まった。寄り後は円安一服で上値が重くやや方向感に乏しくなったもののNY原油夜間取引の上昇に下支えされ底堅く推移した。ガソリンと灯油は原油高を受け反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は186.5円(前日比+1.6円)。東京ゴムは3日ぶりに反発した。上海ゴム夜間取引が前日比変わらずとなったものの東京ゴムは円安を好感し買い優勢で始まった。寄り後は円安一服や日中取引の上海ゴムが小動きで推移したことから東京ゴムは手掛かり材料難から盛り上がりに欠ける商いとなり186円を中心に上下1円幅程の狭いレンジ内での小動きに推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24520円(前日比-220円)。大豆先限帳入値は50200円(前日比-800円)。コーンは反落した。シカゴ大幅安を受け売り優勢で始まった。寄り後はシカゴ夜間取引の反発で下げ渋りとなり下げ幅を縮小し小幅なもみ合いで推移した。大豆は夜間取引では小幅高で寄り付いたものの日中取引でシカゴ急落を嫌気した小口の手仕舞い売りに下押され大幅に反落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米連邦公開市場委員会(FOMC、6/12~13)
21:30米5月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.2%)
21:30米5月消費者物価指数(CPIコア)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.1%)

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