夕刊:2018/06/13

円安を手掛かりに輸出関連株中心に買われ日経平均は3日続伸した

為替
13日の東京為替市場のドル円相場は今晩のFOMCの結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強まる中、ドル円はNY為替市場の流れを引き継ぎ前日比10銭ほど円安ドル高の1ドル=110円40銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均の底堅い動きや時間外の米10年債利回りの上昇を受け円が売られドル円は110円台半ばで底堅い動きとなった。午後に入り日経平均の上げ幅拡大で円売りの流れが継続しドル円は110円60銭台へレンジを切り上げ推移した。15時15分現在、1ドル=110円59銭。
株式(日経平均)
13日の東京株式市場では円安を背景に自動車など輸出関連の一角が買い優勢となり日経平均株価は前日比17円82銭高の22896円17銭と小幅に続伸して寄り付いた。寄り後は今晩のFOMCの結果発表を控え積極的な売買が手控えられる中、日経平均は小幅高を維持し小確りで推移した。前場の日経平均の値幅は80円前後と小幅な値動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比56円23銭高の22934円58銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は円安やGLOBEXのNYダウ先物の上昇を手掛かりに輸出関連株を中心に買いが入り日経平均はじり高となり本日の高値圏でもみ合った。大引けの日経平均株価は前日比88円03銭高の22966円38銭と3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4597円(前日比+5円)。銀先限帳入値は59.7円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3196円(前日比-26円)。パラジウム先限帳入値は3475円(前日比+7円)。金は小幅に3日続伸した。NY安を受け売り優勢で始まった。寄り後は円安を支えに下値が堅い中、ドル建て現物相場の下げ幅縮小で地合いを引き締め小幅高に転じた。プラチナは大幅に反落した。NY安を引継ぎ反落して寄り付いた。寄り後は円安が下支えしたもののドル建て現物相場の上値の重さを嫌気し安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は49090円(前日比-350円)。ガソリン先限帳入値は61990円(前日比-260円)。灯油先限帳入値は67010円(前日比-340円)。東京原油は反落した。NY市場の引け後にAPIが発表した米週間在庫統計で原油在庫の減少が市場予想を下回ったことや石油製品の在庫増を嫌気しNY夜間取引が下落したことを受け売り優勢で始まった。寄り後は円安とNY原油夜間取引の下げ幅縮小で東京原油も下げ渋り下げ幅を縮小した。ガソリンと灯油は原油に連れ安した。
ゴム
ゴム先限帳入値は181.3円(前日比-5.2円)。東京ゴムは大幅に反落した。上海ゴム夜間取引の大幅安を受け売り先行で始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間の終値よりも一段安となり節目の11000元を割り込んだことをきっかけに東京ゴムは売りが加速し損失覚悟の手仕舞い売りを巻き込みながら下げ幅を大幅に拡大し一時4/18以来となる180円を付けた。その後上海ゴムが売り一巡後に買い戻しで持ち直す動きとなるにつれ東京ゴムも下げ止まり下げ幅を縮小したものの戻りが鈍かった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24950円(前日比+430円)。大豆先限帳入値は49580円(前日比-620円)。コーンは大幅に反発した。USDAが発表した6月の需給報告を好感しシカゴコーンが急反発したことを受け買い優勢で始まった。寄り後はシカゴ夜間取引が小幅安に転じたことから上値が抑えられ上げ幅をやや縮小した。大豆は夜間取引で小高く寄り付いたあと日中取引ではシカゴ夜間取引の急落を受け週末に納会を迎える当限が暴落したことで手仕舞い売りが加速し急反落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)(予想+2.8% 前回+2.6%)
21:30米5月卸売物価指数(PPI・コア)(前年同月比)(予想+2.3% 前回+2.3%)
27:30米FOMC(2日目)、パウエルFRB議長定例記者会見

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