夕刊:2018/06/18

米中貿易摩擦激化への懸念を背景に商品先物相場が全面安商状

為替
18日の東京為替市場のドル円相場は前週末のNY終値と同水準の1ドル=110円60銭台前半で取引を開始した。日中取引では米中貿易摩擦激化への懸念から日経平均が反落して寄り付いたあと下げ幅を拡大したことや時間外の米10年債利回りの低下からリスク回避の円買いが優勢となりドル円は一時110円30銭前後へ下落した。午後に入り日経平均の下げ渋りからドル円は110円台半ばへやや持ち直し小動きに推移した。15時15分現在、1ドル=110円49銭。
株式(日経平均)
前週末のNY株式市場で米中貿易摩擦激化への懸念でNYダウ、ナスダック共に下落したことを受け18日の東京株式市場では売り先行で始まり日経平均株価は前日比45円18銭安の22806円57銭と反落して寄り付いた。寄り後は米中貿易摩擦を巡る不透明感が相場の重石となったことや朝方に大阪北部で発生した地震の影響を見極めたいとのことから買い手控えムードが広がり幅広い銘柄が売り優勢となり日経平均は下げ幅を拡大し一時200円超値下がりした。前引けの日経平均株価は前日比189円07銭安の22662円68銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりもやや下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後はGLOBEXのNYダウ先物の下落を嫌気した売りで日経平均はじり安となり一時前場の安値を下回る場面もあったがその後押し目買いで値を戻し22600円台後半でのもみ合いで推移した。大引けの日経平均株価は前日比171円42銭安の22680円33銭と反落した。
貴金属
金先限帳入値は4541円(前日比-78円)。銀先限帳入値は58.9円(前日比-2.1円)。プラチナ先限帳入値は3163円(前日比-67円)。パラジウム先限帳入値は3385円(前日比-71円)。金は大幅に反落した。前週末のNY金の急落と円高を受け売り優勢で始まった。寄り後にドル建て現物相場の下げは一服したものの円高進行や他の商品先物相場の軟調が嫌気され下げ幅を拡大し弱含みで推移した。プラチナは急反落した。NY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は金の軟調やドル建て現物相場の弱含みで下げ幅を拡大し安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は47010円(前日比-2140円)。ガソリン先限帳入値は60080円(前日比-2140円)。灯油先限帳入値は64610円(前日比-2300円)。東京原油は急落した。米中貿易摩擦が本格化することで世界景気に悪影響を与え原油需要が減少することへの警戒から前週末のNY原油が急落したことや円高を受け売り優勢となり大幅に続落して始まった。寄り後NY原油夜間取引の大幅続落や円高進行で売りが加速し2000円超の大幅な下げとなった。ガソリンと灯油も原油安に連動し2000円超暴落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は176.8円(前日比-3.2円)。東京ゴムは反落した。米中貿易摩擦に対する懸念や原油安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴム市場が休場の為手掛かり材料に乏しい中円高が圧迫材料となり下げ幅を拡大し軟調な動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン新甫限帳入値は24340円(前日比-円)。大豆新甫限帳入値は48560円(前日比-円)。コーン新甫7月限は軟調な発会となった。シカゴ安と円高を映し売り優勢となり5月限よりも下ザヤで寄り付いた。その後寄り値から若干切り返すも材料不足から買いの勢いは強まらず小動きに推移した。大豆新甫6月限はひとつ手前の4月限の寄り付きと同値の48560円で発会した後はザラバでの商いは成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米6月NAHB住宅市場指数(予想70 前回70)
26:30欧ドラギECB総裁、発言

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