夕刊:2018/06/20

アジア株やGLOBEXのNYダウ先物の上昇を手掛かりに先物主導で買いが入り日経平均は3日ぶりの大幅反発

為替
前日のNY為替市場では米中貿易摩擦に対する警戒や米株安から円高ドル安の流れが継続したもののNYダウの下げ幅縮小でドルが買い戻されドル円が110円台を回復した流れを引継ぎ20日の東京為替市場のドル円相場は前日NY終値と同水準の1ドル=110円10銭前後で取引を開始した。日中取引では日経平均が反発して始まったあとマイナスに転じたことで円が買われドル円が一時109円80銭台へ軟化する場面があった。その後日経平均が持ち直し前日終値近辺で底堅い動きで推移したことからドル円は110円台前半に持ち直し小動きで推移した。午前の東京為替市場のドル円相場は日経平均に連動するかたちとなった。午後に入り日経平均は上げ幅を拡大したことからドル円はやや強含んだものの午前に比べ反応は鈍く110円台前半での膠着相場となった。15時15分現在、1ドル=110円17銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場で米中貿易摩擦に対する警戒でNYダウは続落したものの20日の東京株式市場では前日の急落の反動から買い戻し先行で始まり日経平均株価は前日比60円05銭高の22338円53銭と小反発して寄り付いた。寄り後に米中貿易摩擦への懸念を背景に輸出関連の機械株や中国関連株などが売られ日経平均はマイナスに転じた。その後薬品株や食品株などのディフェンシブ銘柄中心に押し目買いの動きが広がり日経平均は下げ渋り前日終値を挟んでもみ合いで推移した。前引けの日経平均株価は前日比8円94銭高の22287円42銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりもやや上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後はアジア株式やGLOBEXのNYダウ先物の反発を手掛かりに先物主導の買いに押し上げられ日経平均は一段高となった。大引けの日経平均株価は前日比276円95銭高の22555円43銭と3日ぶりに大幅に反発した。
貴金属
金先限帳入値は4506円(前日比-5円)。銀先限帳入値は57.9円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3060円(前日比-55円)。パラジウム先限帳入値は3315円(前日比-48円)。金は続落した。NY安を引継ぎ小安く寄り付いた。その後円高一服で買い戻され一時プラス圏に浮上したがドル建て現物相場の軟調で戻りを売られ再び小幅安に転じた。プラチナも大幅に続落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の大幅続落で買い方の投げ売りを誘い一段安となった。米中貿易摩擦への警戒で世界的な株安が進んだことに加えユーロ安や南アランド安が圧迫要因となった。
石油
原油先限帳入値は48190円(前日比+630円)。ガソリン先限帳入値は61220円(前日比+670円)。灯油先限帳入値は65780円(前日比+590円)。東京原油は続伸した。前日のNY原油高や日本時間の朝方にAPIが発表した週間在庫統計で原油在庫が減少したことを受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は円高一服やNY原油夜間取引高を手掛かりにした買いに押し上げられ上げ幅を拡大し堅調な動きとなった。ガソリンと灯油も原油高を映し続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は176.0円(前日比+2.3円)。東京ゴムは反発した。上海夜間取引の下げ幅縮小や円高一服で東京夜間取引終値よりも下げ幅をやや縮小して寄り付いた。その後は日中取引の上海ゴムが反発したことから東京ゴムも買いが優勢となり上昇に転じた。ただ、このところ下げ基調が続いたことから下値不安も残ることで買いの勢いは強まらず戻りは限られた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24030円(前日比+280円)。大豆先限帳入値は47420円(前日比変わらず)。コーンは反発し、大豆は前日比横ばい。コーンは円高が一服したことや前日の急落の反動から修正高狙いの買いが入り反発して寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引が小動きとなったことから材料不足で方向感が定まらず高もち合いで推移した。大豆は夜間取引と同値で寄り付いた後はザラバの商いは成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米パウエルFRB議長、発言
22:30欧ECB総裁、発言
23:00米5月中古住宅販売件数(年率換算)(予想552万件 前回546万件)

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