夕刊:2018/06/21

GLOBEXのNYダウ先物の上昇や円安を受け投資家心理が改善し日経平均は続伸

為替
NY時間にパウエル米FRB議長の発言を受け円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ21日の東京為替市場のドル円相場は前日終値より20銭ほど円安ドル高の1ドル=110円40銭前後で取引を開始した。日中取引では手掛かり材料に乏しい中日経平均が小幅に反落して始まったあとプラスに転じ上げ幅を拡大したことからドル円は上昇し110円60銭台でのもみ合いとなった。午後に入り日経平均が強含みで推移したことからドル円は110円70銭前後へレンジを切り上げ推移した。15時15分現在、1ドル=110円68銭。
株式(日経平均)
21日の東京株式市場では前日の日経平均の大幅高の反動から利益確定売りが先行して始まり日経平均株価は前日比32円15銭安の22523円28銭と小反落して寄り付いた。寄り後はアジア株の上昇や円安を背景に投資家心理が改善し株価指数先物に短期筋からの買戻しが入り裁定取引に絡んだ現物買いを誘い日経平均はプラス圏に浮上し上げ幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比178円85銭高の22734円28銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均はアジア株の伸び悩みで売りが優勢となり前引けよりも上げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後はGLOBEXのNYダウ先物の上昇や円安に支援され日経平均は切り返し一時200円超の上げ幅となった。その後取引終盤にかけ利益確定売りに押され上げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比137円61銭高の22693円04銭と続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4490円(前日比-16円)。銀先限帳入値は58.3円(前日比+0.4円)。プラチナ先限帳入値は3082円(前日比+22円)。パラジウム先限帳入値は3297円(前日比-18円)。金は4日続落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。その後円安は下支えとなったもののドル建て現物相場の下落に圧迫され弱もち合いとなった。プラチナは反発した。NY高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の軟調に上値が抑えられ上げ幅を縮小した。金もプラチナも前日まで3日続落し大幅安したことから値ごろ的にも割安感が出てきたこともあり安値拾いの買いも入りやすく下値は堅いように思われた。
石油
原油先限帳入値は47910円(前日比-280円)。ガソリン先限帳入値は60850円(前日比-370円)。灯油先限帳入値は65380円(前日比-400円)。東京原油は反落した。前日のNY原油は反発したもののブレントオイルの続落が嫌気され売り優勢ではじまった。寄り後は円安やNY原油夜間取引の下げ渋りで買戻しを誘い下げ幅を縮小した。一方で明日のOPEC総会を控え上値は重く戻りは限定的だった。ガソリンと灯油も反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は174.2円(前日比-1.8円)。東京ゴムは反落した。上海夜間取引が小幅な値動きに留まり材料不足となる中、円安を受け東京夜間取引終値よりも下げ幅をやや縮小して寄り付いた。その後は日中取引の上海ゴムが小確りで推移したことで東京ゴムは下げ渋り下げ幅を縮小した。ただ、手掛かり材料難で買いの勢いは強まらず商いは盛り上がりに欠けた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23910円(前日比-120円)。大豆先限帳入値は47430円(前日比+10円)。コーンは反落した。シカゴ小反発と円安を受け小幅高で寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引安で戻り売りに押され下げに転じた。その後は弱もち合いで推移した。大豆は夜間取引より小高く寄り付いたあとは商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想22.2万件 前回21.8万人)
21:30米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想29.0 前回34.4)
23:00米5月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.4% 前回+0.4%)

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