夕刊:2018/06/25

米中貿易摩擦の懸念からリスク回避の円買い、株売りが強まり日経平均は続落

為替
25日の東京為替市場のドル円相場は前週末終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=109円80銭台後半で取引を開始した。日中取引では「トランプ政権が中国の新たな投資抑制策を検討」とのWSJ紙の報道を受け米中貿易摩擦に対する懸念が高まり日経平均が軟調な動きで推移したことでリスク回避の円買いが強まりドル円は109円台半ばへ軟化した。午後に入り日経平均が下げ幅を拡大したことから更に円高が進みドル円は109円30銭台後半へ下落した。15時15分現在、1ドル=109円45銭。
株式(日経平均)
前週末のNY株式市場で原油相場の急騰を背景にNYダウが反発したことを好感し25日の東京株式市場では日経平均株価は前日比26円73銭高の22543円56銭と小反発して寄り付いた。寄り後は米中貿易摩擦への懸念から円高が進んだことで半導体関連など輸出関連株が売られ日経平均はじり安基調を辿り一時130円強下落した。ただ、原油相場の反発で石油株が堅調だったことが相場を下支えしたこともありその後日経平均は下げ渋り前引けにかけ下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比82円77銭安の22434円06銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりもやや下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後はGLOBEXのNYダウ先物が下げ幅を拡大したことや円高進行から投資家のリスク回避姿勢が強まり日経平均は一段安し一時200円超値下がりした。大引けにかけてやや下げ幅を縮小したが前場の安値を下回り本日の安値圏で取引を終えた。大引けの日経平均株価は前日比178円68銭安の22338円15銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4447円(前日比-33円)。銀先限帳入値は57.5円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は3080円(前日比+29円)。パラジウム先限帳入値は3230円(前日比-12円)。金は6日続落した。前週末のNY高を受け買い優勢となり小幅に反発して寄り付いた。寄り後は円高が重石となったことやドル建て現物相場の上昇一服から戻りを売られマイナス圏へ沈んだ後じり安基調となり下げ幅を拡大し一段安した。プラチナは反発した。前週末のNY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みや円高に圧迫され上昇一服し上げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は47500円(前日比+150円)。ガソリン先限帳入値は60660円(前日比+360円)。灯油先限帳入値は65230円(前日比+340円)。東京原油は3日ぶりに反発した。OPEC総会での増産幅が想定内との見方からNY原油が大幅高したことを受け買いが優勢となったもののブレントオイルの大幅下落で夜間取引の上げ幅を削って寄り付いた。寄り後は円高やNY原油夜間取引安で一時小幅安に転じるもその後押し目買いで切り返しプラス圏に再浮上し小確りで推移した。原油高を受けガソリンと灯油も反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は171.5円(前日比-1.9円)。東京ゴムは3日続落した。上海夜間取引の小幅高を映し買い優勢で寄り付いた。寄り後円高に上値が抑えられ上げ一服となり日中取引の上海ゴムが夜間の上げ幅を縮小するにつれ売り圧力が強まり下げに転じた後軟調に推移した。東京ゴムは明日の発会を控え見送り気分が強く盛り上がりに欠けた商いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23810円(前日比-270円)。大豆先限帳入値は47000円(前日比-430円)。コーンは反落した。円高が嫌気され売り先行で寄り付いた。寄り後は円高進行に圧迫されシカゴ夜間取引安から下げ幅を拡大し弱もち合いとなった。大豆は大幅反落。夜間取引が同値で寄り付いたあと日中取引では小高く寄り付くもシカゴ夜間取引の下げ幅拡大から買い板が薄い中小口の売りに下押され大幅安となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米5月新築住宅販売件数(年率換算)(予想66.9万件 前回66.2万件)

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