夕刊:2018/06/26

GLOBEXのNYダウ先物の反発とアジア株式の下げ渋りから割安株に買戻しを誘い日経平均は3日ぶりの小反発

為替
NY時間に米中貿易摩擦への警戒でNYダウが500ドル近く急落しドル円が109円30銭台後半へ下落した後ナバロNTC委員長の発言でドルが買い戻されドル円が109円70銭台後半まで切り返した流れを引継ぎ26日の東京為替市場のドル円相場はNY終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=109円60銭台で取引を開始した。日中取引では米株安を受け日経平均が続落して始まり下げ幅を拡大したことからドル円は109円台半ばへ軟化した。その後安倍首相の「日銀の金融緩和策は円安誘導のためではない」との発言で海外勢からの円買いが加速しドル円は一時NY市場の安値を下回り109円台30銭台後半へ下落した。円買いが一巡したあとは日経平均の下げ幅縮小からドル円は下げ渋り109円台半ばまで値を戻した。午後に入り米中貿易摩擦への警戒は根強いものの日経平均がプラスに転じたことからドル円はじり高となり109円60銭台を回復した。15時15分現在、1ドル=109円61銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場で米中貿易摩擦に対する警戒が一段と高まりNYダウが急落したことが嫌気され26日の東京株式市場では幅広い銘柄にリスク回避の売りが優勢となり日経平均株価は前日比177円82銭安の22160円33銭と続落して寄り付いた。寄り後日経平均先物主導で日経平均は一時200円超下げ幅を拡大した。売り一巡後はGLOBEXのNYダウ先物の下げ渋りから日経平均先物が買戻され現物株の押し目買いを誘い日経平均は下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比116円82銭安の22221円33銭で前場の取引を終了した。後場は昼休み時間帯に日経平均先物が下げ渋ったことを受け日経平均は前引けよりも下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後はGIOBEXのNYダウ先物がプラスに転じたことやアジア株式の下げ渋りなどから銀行株などの割安株へ買戻しを誘い日経平均は小幅高に転じた。大引けの日経平均株価は前日比3円85銭高の22342円00銭と3日ぶりに小反発した。
貴金属
金先限帳入値は4448円(前日比+1円)。銀先限帳入値は57.2円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は3056円(前日比-24円)。パラジウム先限帳入値は3191円(前日比-39円)。金は7日ぶりに小反発した。ドル建て現物相場の堅調を背景に買い優勢となり反発して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みや円の強含みで上値が抑えられ徐々に上げ幅を削りマイナスに転じた。その後は小幅安でのもみ合いで推移したが日経平均のプラス転換で円高が一服したことから東京金は下げ渋る展開となった。プラチナは大幅に反落した。NY安を受け売り先行で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の弱含みや円高に圧迫され下げ幅を拡大し下値を試す動きとなった。
石油
原油先限帳入値は48040円(前日比+540円)。ガソリン新甫限帳入値は61070円(前日比-円)。灯油新甫限帳入値は65850円(前日比-円)。東京原油は続伸した。NY原油は小幅安したもののブレントオイルの下げ幅縮小で買い優勢で寄り付いた。寄り後は円高が圧迫材料となったがNY原油夜間取引の堅調が下支えしたことから寄り値近辺で確りした動きとなった。原油高を受けガソリン新甫限と灯油新甫限は円高に圧迫されながらも堅調スタートとなった。
ゴム
ゴム新甫限帳入値は172.5円(前日比-円)。東京ゴム新甫限は堅調発会となった。新甫限は171.6円で寄り付いた。寄り後円高に圧迫され下押す場面もあったが日中取引の上海ゴムがやや弱含みで始まった後反発に転じ上げ幅を拡大するにつれて地合いが引き締まり上値を試す動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23720円(前日比-90円)。大豆先限帳入値は47000円(前日比変わらず)。コーンは小幅に続落した。シカゴ安を映し売り先行で始まった。寄り後は閑散商いの中、円高やシカゴ夜間取引安に圧迫され戻りが鈍く安もち合いとなった。大豆は前日比横ばい。夜間取引と同様に前日比同値で寄り付いたあとザラバの商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:00米4月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)(予想+6.8% 前回+6.8%)
23:00米6月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(予想128 前回128.0)
23:00米6月リッチモンド連銀製造業指数(予想15 前回16)

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