夕刊:2018/07/04

NY高とドル建て現物相場の上昇を背景に金とプラチナは大幅反発

為替
NY時間に米10年債利回りが低下したことや米株式相場の下落を受けドルが売られ円高ドル安となった流れを引継ぎ4日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より40銭ほど円高ドル安の1ドル=110円台半ばで取引を開始した。日中取引では日経平均が軟調に推移したことからドル円は弱含み一時110円20銭台後半まで下落した。その後日経平均が下げ幅を縮小したことでドル円は持ち直し110円40銭前後でのもみ合いとなった。午後に入りドル円は動意に欠ける展開となり小動きに推移した。15時15分現在、1ドル=110円38銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場でNYダウ、ナスダック指数が共に反落したことや為替市場での円高を受け4日の東京株式市場では半導体銘柄中心に売り優勢で始まり日経平均株価は前日比106円54銭安の21679円00銭と続落して寄り付いた。寄り後は日経平均が180円安まで下げ幅を拡大した後に42円安まで戻す場面もあった。しかしながら10時半に中国・上海株が寄り付いた後下げ幅を拡大したことで日本株も売り直され日経平均は取引終盤にかけ再度下げ幅を拡大した。前引けの日経平均株価は前日比161円60銭安の21623円94銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均は前引けより下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は日銀のETF買い付け期待が下支えする中、このところ売られすぎ感のあるディフェンシブ銘柄にヘッジファンドなどからの買い戻しが入り下げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比68円50銭安の21717円04銭と小幅に3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4457円(前日比+43円)。銀先限帳入値は57.1円(前日比+0.6円)。プラチナ先限帳入値は2976円(前日比+88円)。パラジウム先限帳入値は3228円(前日比+5円)。金は大幅に反発した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場が上昇し1250ドル台を回復したことやユーロ高に支援され上げ幅を拡大し強もち合いで推移した。プラチナは急反発した。NYの急騰を受け買い優勢となり大幅高で始まった。寄り後はドル建て現物相場の堅調やユーロ高を好感した買いに押し上げられ一時100円超の上げ幅となった。その後はドル建て現物相場の上昇一服からやや上値が抑えられたが金の堅調が下支えとなり高値圏を維持し底堅く推移した。
石油
原油先限帳入値は50040円(前日比-370円)。ガソリン先限帳入値は62910円(前日比-390円)。灯油先限帳入値は68030円(前日比-370円)。東京原油は続落した。前日のNY原油は小幅高となったものの利益確定売りで上値が重かったことや円高を受け売り優勢で始まった。寄り後はNY市場引け後に発表されたAPI米週間石油在庫統計を好感しNY原油夜間取引が上昇したことから東京原油も下げ渋った。その後は今晩のNY市場が独立記念日で休場となる為見送り気分が強く動意薄となり小幅な値動きで推移した。ガソリンと灯油も原油安を受け続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は171.1円(前日比-1.2円)。東京ゴムは3日続落した。上海ゴム夜間取引の小幅安と円高に圧迫され売り優勢ではじまった。寄り後は日中取引の上海ゴムが軟調な動きとなったことで東京ゴムは売りが加速し節目の170円を下抜け一時2016年10月以来の安値となる168.3円まで下落した。その後下げ過ぎ感から買戻しが入り170円台を回復するも戻りが鈍く弱含みで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23820円(前日比-40円)。大豆先限帳入値は46960円(前日比-10円)。コーンは小幅に続落した。シカゴ高を映し買い先行で寄り付いた。寄り後は今晩のシカゴ市場が休場の為様子見気分が強まる中、円高で上値が重くなり小口の手仕舞い売りに押され上げ幅を縮小し小幅安に転じた。大豆は夜間取引が小安く寄り付いたあと日中取引は商い成立せず。
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