夕刊:2018/07/06

欧米株式の上昇や上海株高などで投資家心理が改善し日経平均は5日ぶりの反発

為替
NY時間に米国とEUの貿易摩擦への過度な警戒が和ぎ欧米株高となったことを受けドルが買われドル円が110円台後半で底堅く推移した流れを引継ぎ6日の東京為替市場のドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=110円台60銭台後半で取引を開始した。日中取引では日経平均が反発して始まり上げ幅を拡大したことから円が売られドル円は一時110円70銭台を付けた。その後日本時間午後1時過ぎに予定された米国の中国輸入製品に対する追加関税実施の発表を控え様子見ムードが強まりドル円は110円台後半でのもみ合いで推移した。午後に入り米国が中国輸入製品に対する追加関税の実施を発表したことで目先材料出尽くしから日経平均が大幅に上昇したことや米10年債利回りの上昇などでリスク回避の円買いが巻き戻されドル円は110円70銭台へレンジを切り上げ本日の高値圏で推移した。15時15分現在、1ドル=110円74銭。
株式(日経平均)
前日の欧米株高を受け投資家心理が改善し6日の東京株式市場では自動車や薬品株など幅広い銘柄が買われ日経平均株価は100円67銭高の21674円66銭と反発して寄り付いた。寄り後に日経平均は一段高となり一時200円超上昇した。ただ、買い一巡後に日経平均は伸び悩んだ。日本時間午後1時に予定されている米国の中国輸入製品に対する追加関税実施の発表を控え米中貿易摩擦激化を警戒した売りに押され日経平均は次第に上げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比144円90銭高の21691円89銭で前場の取引を終了した。後場はやや買いが優勢となり日経平均は前引けよりも上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後は米国の中国輸入製品に対する追加関税実施が発表され材料出尽くしとの見方から買い戻しを誘い日経平均は一段高し堅調に推移した。上海株やGLOBEXのNYダウ先物の上昇も好感された。大引けの日経平均株価は前日比241円15銭高の21788円14銭と5日ぶりに反発した。
貴金属
金先限帳入値は4464円(前日比+10円)。銀先限帳入値は57.1円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3005円(前日比+15円)。パラジウム先限帳入値は3228円(前日比-3円)。金は反発した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇一服に上値が抑えられ上げ幅を縮小し一時小幅安に転じたもののその後は円安が下支えしプラス圏に再浮上した。プラチナは3日続伸した。ドル建て現物相場の上昇に押し上げられ小幅高で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みで一時マイナス圏に沈んだものの円安進行や株高で直ぐに持ち直し3000円の大台を回復したあと堅調に推移した。
石油
原油先限帳入値は50070円(前日比+90円)。ガソリン先限帳入値は62740円(前日比-40円)。灯油先限帳入値は68000円(前日比+60円)。東京原油は小幅に反発した。小高く寄り付いた後はNY原油夜間取引安と米中貿易摩擦の激化を警戒した売りに下押されマイナスに転じ下げ幅を拡大した。午後になって円安が進んだことやNY原油夜間取引の反発で買い直され下げ幅を縮小しプラス圏へ浮上した。ガソリンは続落し灯油は小反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は171.4円(前日比+1.9円)。東京ゴムは5日ぶりの反発。上海ゴム夜間取引の小幅高を映しやや買い優勢で始まった。寄り後はまとまった売り物に押され地合いを緩める場面があったものの東京ゴムは産地価格に対し割安感があることや4日続落の反動から押し目買いを誘ったことで下げ渋り反発に転じたあとは堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23680円(前日比+70円)。大豆先限帳入値は45000円(前日比-1940円)。コーンは4日ぶりに反発した。シカゴコーンが小幅に続伸したことを受け買い優勢で寄り付いた。寄り後小口の売りに押され一時小幅安に転じたがその後シカゴ夜間取引の堅調や円安で地合いを引き締め小確りで推移した。大豆は急落した。シカゴ大豆が続落し連日の安値更新となったことを受け買い物薄の中、小口の投売りに押し下げられ一段安した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米6月非農業部門雇用者数(前月比)(予想19.5万人 前回22.3万人)
21:30米6月失業率(予想3.8% 前回3.8%)
21:30米6月平均時給(予想+0.3% 予想+0.3%)
21:30米5月貿易収支(予想-436億ドル 前回-462億ドル)

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