夕刊:2018/07/09

米株高や上海株の上昇を受け投資家心理が改善し日経平均は大幅続伸

為替
先週末のNY為替市場で米雇用統計の発表を受けドル売りが優勢となり円高ドル安となった流れを引継ぎ9日の東京為替市場のドル円相場は先週末終値より30銭ほど円高ドル安水準の1ドル=110円40銭台半ばで取引を開始した。日中取引では日経平均が反発して始まり上げ幅を拡大したことから円が売られドル円は一時110円50銭台半ばへ上昇した。その後10時前の中値決済に向けて国内輸入業者からの円買いが入りドル円は110円40銭前後へ押し戻されもみ合いで推移した。午後に入りドル円は膠着感を強め110円40銭台での小動きに推移した。15時15分現在、1ドル=110円49銭。
株式(日経平均)
良好な米雇用情勢を背景に前週末の米株式相場が上昇した流れを好感し9日の東京株式市場では投資家心理が改善したことから幅広い銘柄に買い戻しが優勢となり日経平均株価は50円39銭高の21838円53銭と続伸して寄り付いた。寄り後に株価指数先物にまとまった買いが入り現物株を押し上げ日経平均は上げ幅を拡大し一時300円超の上げ幅となった。又、上海株式やGLOBEXのNYダウ先物の上昇も相場を下支えした。前引けの日経平均株価は前日比275円60銭高の22063円74銭で前場の取引を終了した。前引け時点で業種別株価指数が33業種中、海運業を除く32業種が上昇しほぼ全面高商状。後場日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は前場からの堅調地合いを継続し高値圏で推移し引け値ベースで6日ぶりに22000円台を回復した。大引けの日経平均株価は前日比264円04銭高の22052円18銭と大幅に続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4471円(前日比+7円)。銀先限帳入値は57.1円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3041円(前日比+36円)。パラジウム先限帳入値は3280円(前日比+52円)。金は小幅に続伸した。NY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇やプラチナの大幅続伸が下支えし下げ幅を縮小し小幅高に転じた。プラチナは大幅に続伸した。NY高を円高に相殺され小幅安で寄り付いた。寄り後は6日の米中双方による追加関税の発動で目先材料出尽くしとの見方からドル建て現物相場が急伸したことやユーロ高を背景に買いが優勢となりプラス圏へ浮上したあと一段高となった。
石油
原油先限帳入値は50360円(前日比+290円)。ガソリン先限帳入値は62880円(前日比+140円)。灯油先限帳入値は68070円(前日比+70円)。東京原油は続伸した。前週末のブレント安を受け小幅安で寄り付いた。その後NY原油夜間取引が反発に転じたことや日経平均の大幅上昇でリスク選好の買いが入り上昇に転じた。イラク南部のバスラで暴動が発生し石油施設へ向かう従業員が妨害されているとの報道も買い手掛かり材料とされた。ガソリンは反発し灯油は続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は174.6円(前日比+3.2円)。東京ゴムは続伸した。上海ゴム夜間取引の小幅安で売り優勢で始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小しプラス圏に浮上したことを受け東京ゴムは地合いを引き締め上昇に転じたあと上げ幅を拡大し堅調に推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23870円(前日比+190円)。大豆先限帳入値は45310円(前日比+310円)。大豆は反発しコーンは続伸した。コーンはシカゴ高を好感し買い優勢で寄り付いた。その後一時24000円の大台を回復したものの円高とシカゴ夜間取引安に上値が抑えられ上げ幅をやや縮小し高もち合いで推移した。大豆はシカゴの急伸を受け大幅に反発して寄り付いたもののシカゴ夜間取引安で小口売りに押され上げ幅を縮小した。
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