夕刊:2018/07/10

米株式の大幅続伸と円安を好感し日経平均は3日続伸

為替
NY時間に米長期金利の上昇や米株高を受けリスク選好の円売りドル買いが強まり円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ10日の東京為替市場のドル円相場は前日終値より50銭ほど円安ドル高水準の1ドル=110円90銭台前半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まり上げ幅を拡大したことから円が売られドル円は111円前半へ上昇した。午後に入っても日経平均の堅調な動きや米10年債利回りの上昇に支援されドル円は強含みとなり111円20銭前後までじり高となった。15時15分現在、1ドル=111円10銭。
株式(日経平均)
前日の米株高や円安が追い風となり10日の東京株式市場では投資家心理が改善しファーストリテイリングやソフトバンクなど主力の値嵩株中心に幅広い銘柄が買い優勢で始まり日経平均株価は163円16銭高の22215円34銭と続伸して寄り付いた。寄り後は米長期金利の上昇を背景に米株式市場で大手金融株が買われた流れが東京市場にも波及しメガバンクが大幅高となり相場上昇を牽引した。円安を好感し自動車株が買われた他京セラや東京エレクトロンなど半導体関連が堅調に推移し日経平均はじり高基調を辿り200円超の上げ幅となった。前引けの日経平均株価は前日比226円33銭高の22278円51銭で前場の取引を終了した。後場日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後日経平均は膠着感を強め高値圏で推移した。しかし大引けにかけては利益確定売りが優勢となり急速に上げ幅を縮小した。大引けの日経平均株価は前日比144円71銭高の22196円89銭と3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4481円(前日比+10円)。銀先限帳入値は57.5円(前日比+0.4円)。プラチナ先限帳入値は3035円(前日比-6円)。パラジウム先限帳入値は3286円(前日比+6円)。金は続伸した。NY高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇や円安進行から上げ幅を拡大し堅調に推移した。プラチナは反落した。小安く寄り付いた後ドル建て現物相場の堅調やユーロ高に支援されプラスに転じた後一時上げ幅を拡大したもののその後ドル建て現物相場が弱含みとなるに連れて東京プラチナは上に往って来いとなり再度下げに転じた。
石油
原油先限帳入値は51230円(前日比+870円)。ガソリン先限帳入値は63870円(前日比+990円)。灯油先限帳入値は69190円(前日比+1120円)。東京原油は大幅に3日続伸した。NY高やブレント原油高を好感し大幅に続伸して寄り付いた。寄り後NY原油夜間取引の上げ幅拡大や円安進行を手掛かりに買いが膨らみ一段高となった。ガソリンと灯油は原油高に押し上げられ大幅続伸。
ゴム
ゴム先限帳入値は173.2円(前日比-1.4円)。東京ゴムは反落した。上海ゴム夜間取引の小幅高でやや買いが優勢で始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小し上昇に転じたことから東京ゴムも一時上げ幅を拡大する場面もあった。しかしながらその後上海ゴムが伸び悩み夜間取引の安値を下回ったことで東京ゴムは戻り待ちの売りに押され下落に転じた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23800円(前日比-70円)。大豆先限帳入値は45140円(前日比-170円)。大豆とコーンは反落した。コーンはシカゴ安を映し売り優勢で寄り付いた。その後円安に下支えされやや下げ幅を縮小したもののシカゴ夜間取引の軟調に上値を抑えられ安もち合いで推移した。大豆はシカゴ安から夜間取引が小安く引けたあと日中取引では商い成立せず。
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