夕刊:2018/07/12

前日の米株式相場は大幅反落したものの円安を好感し日経平均は大幅反発

為替
NY時間にこの日発表した米6月卸売物価指数(PPI)が予想を上回りFRBが利上げスピードを加速するとの見方からドル買いが強まりドル円が112円台へ上昇した流れを引継ぎ12日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より1円ほど円安ドル高水準の1ドル=112円ちょうど近辺で取引を開始した。日中取引では日経平均が反発して始まり上げ幅を拡大したことから円売りが優勢となりドル円は112円30銭台へ上昇した。午後に入り日経平均の大幅高やアジア株高を受けリスク選好の動きとなり低リスク通貨とされる円の上値が抑えられドル円は112円台前半で底堅く推移した。15時15分現在、1ドル=112円27銭。
株式(日経平均)
前日の米株式相場は大幅に反落したものの為替市場での円安が追い風となり12日の東京株式市場では輸出関連株中心に買いが優勢となり日経平均株価は104円66銭高の22036円87銭と反発して寄り付いた。寄り後は米中貿易摩擦を警戒し前日に株価指数先物売りを膨らませていた向きからの買戻しで先物が上昇しそれに伴い現物株が押し上げられ先物主導で日経平均は一段高となり一時270円超上昇した。前引けの日経平均株価は前日比242円71銭高の22174円92銭で前場の取引を終了した。後場日経平均は前引けよりやや上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後はGLOBEXのNYダウ先物と上海株の上昇を背景に日経平均は前場からの堅調地合いを継続し高値圏でのもみ合いで推移した。大引けの日経平均株価は前日比255円75銭高の22187円96銭と大幅反発した。
貴金属
金先限帳入値は4475円(前日比+16円)。銀先限帳入値は56.9円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3000円(前日比-8円)。パラジウム先限帳入値は3271円(前日比+39円)。金は反発した。NY安を円安に相殺され小幅高で寄り付いた。寄り後は円安進行やドル建て現物相場の小幅高に支援されじり高となり堅調に推移した。プラチナは小幅に3日続落した。NY安を受け売り優勢で始まり3000円を割り込んで寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下げ渋りや円安にサポートされ下げ幅を縮小し3000円を回復した。ユーロの反発にも支援された。
石油
原油先限帳入値は49730円(前日比-1240円)。ガソリン先限帳入値は62260円(前日比-1250円)。灯油先限帳入値は67780円(前日比-1230円)。東京原油は大幅に続落した。NY原油の急落を受け大幅安で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の反発と円安に下支えされ下げ幅を縮小したもののリビアの生産回復見通しや米中貿易摩擦への懸念で上値も重く戻りは限られた。ただ、OPECが発表した月報で6月のイランの生産量が前月に比べ減少したことから米国のイランに対する制裁の影響が既に出始めているとの見方もあり今後米国のイランへの制裁措置の影響が拡大すればイランの供給逼迫懸念が再燃する可能性も否定できない。原油の急落を受けガソリンと灯油は大幅続落。
ゴム
ゴム先限帳入値は172.6円(前日比+0.6円)。東京ゴムは小反発した。上海ゴム夜間取引小幅安を受け売り優勢で始まった。寄り後は円安が下支えしたことや日中取引の上海ゴムが寄り後夜間からの下げ幅を縮小しプラスに転じたことから東京ゴムに買戻しを誘い小幅高となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23250円(前日比-20円)。大豆先限帳入値は45260円(前日比+260円)。コーンは3日続落し、大豆は反発した。コーンはシカゴ安を映し売り優勢で寄り付いた。その後円安とシカゴ夜間取引高を受け買戻しが入り下げ幅を縮小し一時小幅高に転じたものの買戻し一巡後は買いが続かず再度マイナスに沈んだ。大豆は前日比同値で寄り付いた。寄り後は低調な商いで玉次第の中、シカゴ夜間取引高と円安進行で小口買いが入り反発した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想22.6万件 前回23.1万件)
21:30米6月消費者物価指数(CPI)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.2%)
21:30米6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.2%)

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