夕刊:2018/07/20

中国人民元の急落で中国経済に対する懸念の高まりから日経平均は続落

為替
NY時間にトランプ大統領のドル高牽制発言を受けドル売りが強まり円高ドル安が進んだ流れを受け20日の東京為替市場ではドル円相場は前日終値より40銭ほど円高ドル安水準の1ドル=112円40銭台前半で取引を開始した。日中取引では中国人民元の急落をきっかけにリスク回避の円買いが加速しドル円は一時112円30銭台を割り込んだ。その後人民元安が一服したことからドル円は112円50銭前後へ持ち直したものの戻りが鈍く112円30銭台へ再び押し戻された。午後に入り日経平均の下げ幅拡大で円買いが強まりドル円は112円20銭前後まで軟化した。しかしながらその後日経平均の下げ幅が縮小傾向になると円買いが一服しドル円は112円30銭台を回復した。15時15分現在、1ドル=112円38銭。
株式(日経平均)
前日の米株安や円高を受け20日の東京株式市場ではやや売りが優勢となり日経平均株価は前日比30円12銭安の22734円56銭と小幅続落して寄り付いた。寄り後は円高一服で輸出関連株などに押し目買いが入り日経平均は反発に転じプラス圏で推移する場面もあった。その後中国人民元の急落をきっかけに円高が進んだことから日経平均先物にまとまった売りが出たことで現物株にも売りが膨らみ日経平均は一時200円超下落した。その後人民元が下げ止まりドル円もやや持ち直したことから日経平均は下げ幅を縮小した。前引けの日経平均は前日比112円26銭安の22652円42銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後は人民元安が市場に不安感を与えたことから買いが手控えられる中、日経平均は機関投資家などからの売りに押され一段安した。その後人民元が値を戻すにつれて日経平均は下げ渋り徐々に下値を切り上げた。大引けの日経平均株価は前日比66円80銭安の22697円88銭と続落した。
貴金属
金先限帳入値は4412円(前日比-20円)。銀先限帳入値は55.4円(前日比-0.7円)。プラチナ先限帳入値は2924円(前日比-24円)。パラジウム先限帳入値は3050円(前日比-96円)。金は4日続落した。NY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の軟調や円高に圧迫され下げ幅を広げ節目の4400円を割り込むと損失覚悟の手仕舞い売りを巻き込み一段安となった。その後は円高一服とドル建て現物相場の下げ渋りで買戻しが優勢となり下げ幅を縮小した。プラチナも4日続落した。NY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下落や円高でじり安基調を辿り下値追いの動きとなった。その後ドル建て現物相場の下げ一服を受け押し目買いが入り下げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は49130円(前日比+80円)。ガソリン先限帳入値は61790円(前日比+60円)。灯油先限帳入値は66960円(前日比-220円)。東京原油は小幅に3日続伸した。NY原油高を円高に相殺され小安く始まった。寄り後に円高一服とNY原油夜間取引高で反発に転じたものの人民元安を嫌気しNY夜間取引が下げに転じたことから戻りを売られ再びマイナス圏に沈んだ。その後は前日終値近辺で小幅のもみ合いで推移した。ガソリンは小幅続伸し灯油は反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は170.8円(前日比-2.4円)。東京ゴムは続落した。上海夜間取引の小幅安と円高を受け売り優勢で始まった。寄り後は円高進行からまとまった売りで下押され一時170.0円まで下落する場面もあった。その後やや値を戻したものの日中取引の上海ゴムが寄り後小幅安で推移したこともあり東京ゴムは戻り売りに圧迫され上値の重い動きとなった。東京ゴムはタイ政府の面積削減政策の発表で戻りが期待されたが相場への影響は限定的だった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23840円(前日比+320円)。大豆先限帳入値は45880円(前日比+880円)。コーンは3日続伸した。コーンはシカゴ高を受け買い優勢で始まった。その後はシカゴ夜間取引の底堅さを手掛かりに買い戻しを誘い一段高した。大豆はシカゴ高を好感し急騰して始まったあとはザラ場での商いは成立せず。
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