夕刊:2018/07/23

急激な円高や米国の保護主義的貿易政策を警戒し日経平均は大幅に3日続落

為替
前週末のNY為替市場でトランプ大統領のドル高牽制発言を受けドル売りが強まり円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ23日の東京為替市場ではドル円相場は前週末東京終値より1円20銭ほど円高ドル安水準の1ドル=111円20銭前後で取引を開始した。日中取引では日銀が30~31日の日銀金融政策決定会合で現行の金融緩和策の悪影響に配慮する政策を検討するとの報道で本邦長期債利回りが上昇したことから日米金利差縮小を背景に円買いドル売りが膨らみドル円は一時110円70銭台へ軟化した。その後日経平均の下げ止まりで円買いが一服しドル円は110円90銭台まで持ち直した。午後に入り日経平均の下げ渋りでドル円は動意が薄くなり110円90銭台での小幅なレンジ取引で推移した。15時15分現在、1ドル=110円91銭。
株式(日経平均)
トランプ大統領のドル高牽制発言を受け外国為替市場で急激な円高が進んだことや米国の保護主義的貿易政策への警戒で23日の東京株式市場では投資家のリスク回避姿勢が強まり輸出関連銘柄中心に売りが優勢となり日経平均株価は前日比217円55銭安の22480円33銭と大幅に続落して寄り付いた。寄り後は日銀の出口戦略に対する思惑から本邦長期債利回りが上昇し円が一段高したことで日経平均先物への売り圧力が強まり現物株が押し下げられ日経平均は一時300円超の下げ幅となった。一方で本邦長期金利の上昇を背景にメガバンクなど銀行株が逆行高し相場を下支えした。前引けの日経平均は前日比294円43銭安の22403円45銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けとほぼ同水準で寄り付いた。寄り後は円の高止まりから前場からの軟調地合いを継続し一時前場の安値を下回ったもののその後日経平均は下げ渋り本日の安値圏でのもみ合いで推移した。大引けの日経平均株価は前日比300円89銭安の22396円99銭と大幅に3日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4385円(前日比-27円)。銀先限帳入値は55.4円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は2942円(前日比+18円)。パラジウム先限帳入値は3020円(前日比-30円)。金は5日続落した。NY高を円高に相殺され売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の下げ渋りが下支えしたが円高進行に圧迫され下げ幅を拡大し安もち合いとなり本日の安値で引けた。プラチナは5日ぶりに反発した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みや円高進行で上値が重くなり上げ一服となった。
石油
原油先限帳入値は48590円(前日比-540円)。ガソリン先限帳入値は61300円(前日比-490円)。灯油先限帳入値は66440円(前日比-520円)。東京原油は4日ぶりに反落した。NY原油高を円高が相殺し売り優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引の弱含みや円高進行から売り圧力が強まり下げ幅を拡大し軟調に推移した。ガソリンは反落し、灯油は続落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は168.0円(前日比-2.8円)。東京ゴムは3日続落した。上海夜間取引の小幅安と円高を映し売り優勢で始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが寄り後下げ幅を拡大したことで東京ゴムは手仕舞い売りが加速し一時167.3円を付け5日の安値166.9円に接近する場面もあった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24010円(前日比+170円)。大豆先限帳入値は45880円(前日比変わらず)。コーンは4日続伸した。コーンはシカゴ高を受け買い優勢で始まった。寄り後は円高が進んだものの東京コーンは円高には反応は鈍くシカゴ夜間取引高に下支えしされ確りした動きとなった。大豆は夜間取引で前日比同値で寄り付いた後日中取引の商いは成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米6月中古住宅販売件数(年率換算)(予想542万件 前回543万件)

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