夕刊:2018/07/24

円高一服や中国上海株高を好感し日経平均は4日ぶりの反発

為替
NY時間で米長期金利の上昇でドル高になった流れを引継ぎ24日の東京為替市場ではドル円相場は前日東京終値より60銭ほど円安ドル高水準の1ドル=111円台半ばで取引を開始した。日中取引では中国人民元の対ドル基準値が1年超ぶりの元安水準に設定されたことを受け中国経済に対する警戒感の高まりからリスク回避の円買いが強まりドル円は111円06銭近辺へ軟化した。その後中国上海株式の上昇で円買いが一服しドル円は111円30銭台まで持ち直した。午後に入り新規の材料難で様子見ムードが強まりドル円は111円30銭前後での膠着感の強い相場展開となった。15時15分現在、1ドル=111円36銭。
株式(日経平均)
前日の外国為替市場で円高が一服したことや米10年債利回りの上昇を受け24日の東京株式市場では投資家のリスク回避姿勢が後退し自動車など輸出関連株や金融株が買い優勢で始まり日経平均株価は前日比158円06銭高の22555円05銭と反発して寄り付いた。寄り後は中国人民元安で為替が円高方向にブレたことで日経平均は伸び悩み上げ幅を削る動きとなった。その後中国上海株式の上昇で円高が一服したことが安心感に繋がり日経平均は下げ渋る展開となり再び上げ幅を拡大した。前引けの日経平均は前日比137円04銭高の22534円03銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は中国政府が「財政政策を更に積極化させる」との方針を示したと伝わったことで中国の内需拡大策への期待から日立建機などの中国関連株が堅調となり相場を下支えし日経平均は高値圏でのもみ合いで推移した。大引けの日経平均株価は前日比113円49銭高の22510円48銭と4日ぶりに反発した。
貴金属
金先限帳入値は4358円(前日比-27円)。銀先限帳入値は55.0円(前日比-0.4円)。プラチナ先限帳入値は2968円(前日比+26円)。パラジウム先限帳入値は3100円(前日比+80円)。金は6日続落した。NY安を円安に相殺され小安く寄り付いた。寄り後は円安一服やドル建て現物相場の軟調に圧迫され下げ幅を拡大し弱もち合いとなった。プラチナは続伸した。NY高や円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の伸び悩みや円安一服に上値が抑えられ一時上げ幅を縮小する場面があったがその後押し目買いで切り返し底堅く推移した。
石油
原油先限帳入値は49180円(前日比+590円)。ガソリン先限帳入値は61820円(前日比+520円)。灯油先限帳入値は66860円(前日比+420円)。東京原油は反発した。NY原油は小反落したものの円高一服に支援され買い優勢で始まった。寄り後はNY原油夜間取引安や円の下げ渋りに上値が抑えられたものの下値が堅く高もち合いで推移した。原油高を受けガソリンと灯油は反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は166.3円(前日比-1.7円)。東京ゴムは4日続落した。上海夜間取引の小幅安でやや売り優勢で始まった。寄り後は明日の納会を前に期近に買戻しが優勢となったことで期先も連れ高し一時プラスに浮上したが日中取引の上海ゴムが寄り後下げ幅を拡大したことで東京ゴムは戻り売り圧力で下げが加速し5日の安値166.9円を下回り166.0円まで下落した。その後やや持ち直すも戻りが鈍く上値の重い展開が続いた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23810円(前日比-200円)。大豆先限帳入値は45510円(前日比-370円)。コーンは5日ぶりに反落した。コーンはシカゴ高を受け買い優勢で始まった。寄り後は作柄報告で作柄悪化が示されずシカゴ夜間取引が下落に転じたことから失望売りを浴び下げ幅を拡大した。大豆は期近の大幅高を受け小反発して寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引安で小口売りに下押され下げに転じた後動意薄となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:45米7月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)(予想55.4 前回55.4)
22:45米7月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)(予想56.5 前回56.5)
23:00米7月リッチモンド連銀製造業指数(予想18 前回20)

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