夕刊:2018/07/25

前日の米株高を受けリスク選好の流れが継続し日経平均は続伸

為替
NY時間に来週の日銀政策決定会合やFOMCを前に様子見ムードが強まりドル円が111円台前半での小動きとなった流れを受け25日の東京為替市場ではドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=111円20銭台前半で取引を開始した。日中取引では日経平均が反発して始まったことからドル円は111円30銭台後半までやや強含んだものの今晩のEUと米国の首脳会談の結果を見極めたいとの思惑や日経平均の伸び悩みでドル円の上値が重く111円台前半でのもみ合いで推移した。午後に入り米10年債利回りの低下でドル円の上値が重くなり111円10銭台後半へ軟化した。15時15分現在、1ドル=111円15銭。
株式(日経平均)
前日の米株高を受け25日の東京株式市場ではリスク選好の流れが継続し鉄鋼、非鉄などの素材関連や機械などの輸出関連株中心に買いが優勢となり日経平均株価は前日比83円80銭高の22594円28銭と続伸して寄り付いた。寄り後日経平均は上伸し一時130円超の上げ幅となった。その後利益確定売りに押され上げ幅を縮小する場面もあったが前引けにかけて持ち直し3桁の上げ幅を維持した。前引けの日経平均は前日比100円35銭高の22610円83銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けよりやや上げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後は自動車関税を巡るEUと米国の首脳会談の行方を警戒し買いが細り気味となる中、散発的な利益確定売りに上値が抑えられ日経平均は高値圏でのもみ合いで推移した。大引けの日経平均株価は前日比103円77銭高の22614円25銭と続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4379円(前日比+21円)。銀先限帳入値は55.5円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は2998円(前日比+30円)。パラジウム先限帳入値は3135円(前日比+35円)。金は7日ぶりに反発した。ドル建て現物相場の上昇を好感し反発して寄り付いた。寄り後は円高一服やドル建て現物相場の堅調に後押しされ上げ幅を拡大する場面もあったがその後ドル建て現物相場の伸び悩みでやや上げ幅を削り寄り値近辺でのもみ合いで推移した。プラチナは3日続伸した。NY高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調や円高一服から上げ幅を拡大し高値圏で底堅く推移した。金や他の貴金属相場の上昇にも後押しされた。
石油
原油先限帳入値は50020円(前日比+840円)。ガソリン先限帳入値は62890円(前日比+1070円)。灯油先限帳入値は67990円(前日比+1130円)。東京原油は大幅に続伸した。米国とイランの対立による中東での地政学的リスクの高まりを背景にNY原油が反発したことや円高一服に支援され買い優勢で始まった。寄り後はNY引け後にAPIが発表した米週間在庫統計で原油在庫が市場予想以上に減少したことを好感しNY原油夜間取引が一段高したことで東京原油も上げ幅を拡大し上値追いとなった。API統計でガソリンと留出油の在庫も減ったことを受けガソリンと灯油は共に4桁超の大幅続伸。
ゴム
ゴム先限帳入値は168.4円(前日比+2.1円)。東京ゴムは5日ぶりの反発。上海夜間取引高を映し反発して寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが底堅い動きとなったことから東京ゴムも地合いを引き締め堅調に推移した。ただ、米中貿易摩擦に対する懸念から東京ゴムは170円に近づくと戻り売り圧力が強まり上値が抑えられた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23810円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は45520円(前日比+10円)。コーンは横ばい、大豆は小反発。コーンは小反発して始まった後にシカゴ安を手掛かりにした売りに押され一時下落に転じたが売り一巡後にシカゴ夜間取引高を受けて買い戻しが優勢となり小確りで推移した。大豆はシカゴ高を受け夜間取引が小高く寄り付くも日中取引は商い成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
23:00米6月新築住宅販売件数(年率換算)(予想67.0万件 68.9万件)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。