夕刊:2018/07/31

日銀金融政策決定会合の結果に対する思惑が錯綜し日経平均が乱高下

為替
前日のNY為替市場で日銀金融政策決定会合の結果発表やFOMCを控え様子見ムードが広がりドル円が111円前後での小動きに推移した流れを引継ぎ31日の東京為替市場ではドル円相場はNY終値とほぼ同水準の1ドル=111円前半で取引を開始した。日中取引では日経平均の続落からドル円がやや弱含みとなり111円ちょうど近辺でもみ合う展開となった。午後に入り日銀金融政策決定会合の結果発表を受け円売りドル買いが加速しドル円は一時111円40銭台まで急伸した。その後円売りドル買いが一巡したあとにドル円は伸び悩み111円前半へ押し戻された。15時15分現在、1ドル=111円28銭。
株式(日経平均)
前日の米ハイテク株安が嫌気され31日の東京株式市場ではソフトバンクやソニーなどの主力ハイテク株に売りが優勢となり日経平均株価は前日比72円72銭安の22472円12銭と続落して寄り付いた。寄り後は朝方発表された本邦6月鉱工業生産指数速報値が市場予想を下回り弱気な数値となったことから景気減速を懸念した売りに押され日経平均はじり安基調を辿り一時190円超下落した。その後日銀金融政策決定会合の結果発表を前に買い戻しが優勢となり日経平均は下げ幅を縮小した。前引けの日経平均は前日比68円12銭安の22476円72銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けより下げ幅をやや拡大して寄り付いた。寄り後は日銀金融政策決定会合の結果を受け為替が円安方向にぶれたことをきっかけに日経平均は上昇に転じ一時100円超の上げ幅となった。その後円安が一服したことから株価指数先物が売られ現物株にも戻り売り圧力が強まり日経平均は上げ幅を縮小し小幅高でのもみ合いとなった。大引けの日経平均株価は前日比8円88銭高の22553円72銭と小反発した。
貴金属
金先限帳入値は4363円(前日比+15円)。銀先限帳入値は55.3円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は2973円(前日比+30円)。パラジウム先限帳入値は3152円(前日比+7円)金が4日ぶりに反発した。ドル建て現物相場の上昇を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は日銀金融政策決定会合の結果待ちで方向感が乏しく前日終値を挟んで小幅な値動きとなった。午後に日銀金融政策決定会合で日銀の金融緩和継続が決定されそれを受け円安が進んだことから東京金は上値を試す動きとなり本日の高値圏で推移した。プラチナは4日ぶりに反発した。ドル建て現物相場の上昇とNYの底堅い動きを背景に買いが優勢となり反発して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇一服で上値が抑えられ寄り値近辺での小幅のもみ合いとなった。その後日銀金融政策決定会合の結果発表後に円安が進んだことを受け買いが優勢となり上げ幅を拡大した。
石油
原油先限帳入値は50530円(前日比+250円)。ガソリン先限帳入値は63370円(前日比+120円)。灯油先限帳入値は68660円(前日比+300円)。東京原油は反発した。NY高と円高一服を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の弱含みから戻り売りに押され上げ幅を削る動きとなり小幅安に転じた。しかしながらその後の円安進行で買い直されプラス圏に再浮上した。ガソリンと灯油は反発した。
ゴム
ゴム先限帳入値は170.4円(前日比+0.8円)東京ゴムはもみ合い。上海夜間取引安を受け売り先行となり小反落して寄り付いた。寄り後すぐに一時171.1円を付けた後日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を拡大したことで東京ゴムは伸び悩み前日終値近辺で一進一退の動きで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24410円(前日比+110円)。大豆先限帳入値は45210円(前日比-490円)。コーンは続伸し、大豆は反落した。コーンはシカゴ高を好感し買い優勢で始まった。寄り後はシカゴ夜間取引の上伸で上げ幅を拡大し高もち合いで推移した。大豆は夜間取引で反落した後日中取引では商いが成立せず。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター)(前月比)(予想+0.1% 前回+0.2%)
21:30米6月期四半期雇用コスト指数(前期比)(予想+0.7% 前回+0.8%)
22:45米7月シカゴ購買部協会景気指数(予想62.3 前回64.1)
23:00米7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(予想126.0 前回126.4)

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