夕刊:2018/08/01

米株高と円安を好感し日経平均は大幅続伸

為替
日銀金融政策決定会合で日銀の大規模金融緩和の継続が示されたことや米中貿易摩擦への過度な警戒が和らいだことなどを受け前日のNY為替市場でリスク選好の円売りドル買いが優勢となり円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ1日の東京為替市場ではドル円相場は前日東京終値より50銭程度円安ドル高水準の1ドル=111円70銭台後半で取引を開始した。日中取引では今晩のFOMC声明文の発表を控え材料難から様子見ムードが広がりドル円は111円80銭を挟んで小幅な値動きで推移した。午後に入り本邦10年債利回りの上昇や日経平均の上げ幅拡大などで円が売られドル円はじり高基調を強め112円前半まで上昇した。15時15分現在、1ドル=112円03銭。
株式(日経平均)
前日の米株高や円安を好感し1日の東京株式市場では投資家心理の改善で買いが優勢となり日経平均株価は前日比88円46銭高の22642円18銭と続伸して寄り付いた。寄り後は米ハイテク株高や円安を追い風にソニーや東京エレクトロンなどの値嵩ハイテク株が買われ相場を押し上げた。又、JGB長期債利回りの上昇で金融株にも買いが入り日経平均が150円超上昇する場面があった。その後日経平均は上昇一服し本日の高値圏でのもみ合いとなった。前引けの日経平均は前日比120円60銭高の22674円32銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けと同水準で寄り付いた。寄り後は円安を背景に株価指数先物に断続的な買いが入り現物株買いを誘い日経平均は前場の高値を上回り一時200円超の上げ幅となった。大引けの日経平均株価は前日比192円98銭高の22746円70銭と大幅に続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4389円(前日比+26円)。銀先限帳入値は55.7円(前日比+0.4円)。プラチナ先限帳入値は3011円(前日比+38円)。パラジウム先限帳入値は3207円(前日比+55円)。金は続伸した。NY高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は円安が下支えとなったもののドル建て現物相場の伸び悩みで上値が抑えられ寄り値を挟み小幅な値動きとなった。プラチナは大幅に続伸した。NYの大幅上昇や円安を背景に買いが優勢となり大幅続伸して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇一服から上値が重くなった一方で円安が下支えし高もち合いとなった。
石油
原油新甫帳入値は49710円(前日比-円)。ガソリン先限帳入値は62710円(前日比-660円)。灯油先限帳入値は68000円(前日比-660円)。東京原油新甫限は軟調推移。NY安を受け売り先行で寄り付いた。寄り後はNY市場引け後にAPIが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が予想に反し増加したことが嫌気されNY原油夜間取引が下落に転じたことから東京原油にも売りが波及し寄り値を下回る水準でもみ合う動きで推移した。原油安を受けガソリンと灯油は反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は169.9円(前日比-0.5円)。東京ゴムは4日ぶりに小反落。上海夜間取引小幅安を円安に相殺され前日比同値で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムが小動きに推移したたことで東京ゴムは手掛かり難から方向感が乏しくなり小幅なレンジ内でのもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24740円(前日比+330円)。大豆先限帳入値は46500円(前日比+1290円)。コーンは大幅に3日続伸した。コーンはシカゴ高と円安を受け買い優勢で始まった。寄り後はシカゴ夜間取引が小安く推移したものの特に弱材料視されることは無く上げ幅をやや拡大し強もち合いで推移した。大豆は大幅に反発した。夜間取引で小反発した後日中取引ではシカゴの急伸を受け大幅高で寄り付いた。寄り後は売り物が薄い中、小口買いで上値を切り上げ4桁超の上げ幅となった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15米7月ADP雇用統計(前月比)(予想18.5万人 前回17.7万人)
23:00米7月ISM製造業景況指数(予想59.5 前回60.2)
27:00米連邦公開市場委員会(FOMC)(7/31~8/1)

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