夕刊:2018/08/02

円高と上海株安に圧迫され日経平均は大幅反落

為替
前日のNY為替市場で米中貿易摩擦への懸念の再燃からドルの上値が抑えられやや円高ドル安となった流れを引継ぎ2日の東京為替市場ではドル円相場は前日東京終値より40銭程度円高ドル安水準の1ドル=111円60銭台前半で取引を開始した。日中取引では日米株安や米10年債利回りの低下などから円が買われドル円は一時111台半ばまで軟化した。その後ドル円は111円60銭台でのもみ合いで推移した。午後に入り日経平均の下げ幅拡大でドル円は111円50銭台前半まで弱含んだ。その後日銀の国債買い入れオペ通知を受け本邦長期金利がやや低下したことを受けドル円は切り返し111円60銭前後まで持ち直した。15時15分現在、1ドル=111円58銭。
株式(日経平均)
前日の米株式市場で米中貿易摩擦への懸念が再燃しNYダウが反落したことや円高を嫌気し2日の東京株式市場では中国関連や輸出関連の一角が売り先行で始まり日経平均株価は前日比69円97銭安の22676円73銭と反落して寄り付いた。寄り後は日米長期金利の上昇を背景に金融株が買われたほかナスダック高を受けソニーなど好業績株へ押し目買いが入り日経平均は一時小幅高に転じる場面があった。その後金融株などが戻り売りに押され伸び悩んだことで日経平均は再びマイナスに転じ軟調な動きとなった。前引けの日経平均は前日比91円79銭安の22654円91銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けより下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後は上海株急落が嫌気され日本株にも売りが加速、日経平均は一段安し200円超の下げ幅となった。大引けの日経平均株価は前日比234円17銭安の22512円53銭と大幅に反落した。
貴金属
金先限帳入値は4367円(前日比-22円)。銀先限帳入値は55.5円(前日比-0.2円)。プラチナ先限帳入値は2945円(前日比-66円)。パラジウム先限帳入値は3139円(前日比-68円)。金とプラチナは大幅に反落した。金はNY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の反発で下げ幅をやや縮小したが円高に上値が抑えられ戻りは鈍かった。プラチナはNYの急落や円高を嫌気し大幅反落して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調から一旦下げ渋りとなるもその後円高やアジア株安に圧迫されじり安基調となり安もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は48880円(前日比-830円)。ガソリン先限帳入値は61830円(前日比-880円)。灯油先限帳入値は67070円(前日比-930円)。東京原油は大幅安。NY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引高で下げ幅を縮小するも円高に圧迫され戻りが限定的となった。原油安を受けガソリンと灯油は反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は169.0円(前日比-0.9円)。東京ゴムは小幅続落。上海夜間取引小幅安と円高が嫌気され売り優勢で寄り付いた。寄り後は日中取引の上海ゴムの上値の重さを嫌気した売りに押され東京ゴムは軟調な動きとなった。ただ、手掛かり難で方向感が定め辛く狭いレンジ幅でのボックス相場となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24320円(前日比-420円)。大豆先限帳入値は45910円(前日比-590円)。コーンと大豆は大幅に反落した。コーンはシカゴ安と円高を受け売り優勢で始まった。寄り後はシカゴ夜間取引が小反発したが円高が重石となり本日の安値圏でのもみ合いで推移した。大豆は売り物薄の中小口の買い物で続伸して寄り付いた。その後シカゴ急落を嫌気した手仕舞い売りに下押されマイナスに転じた後下げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想22.0万件 前回21.7万件)
23:00米6月製造業新規受注(前月比)(予想+0.7% 前回+0.4%)

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