夕刊:2018/08/08

オプションSQに絡んだ思惑的な株価指数先物売りに下押され日経平均は小反落

為替
8日の東京為替市場のドル円相場はNY終値よりやや円高ドル安水準の1ドル=111円30銭台前半で取引を開始した。日中取引では中国人民元安が一服したことを受けややドル売りが優勢となりドル円は一時111円30銭割れの水準まで軟化する場面があった。その後は日経平均の堅調な動きや仲値に向けた実需のドル買いなどに支えられドル円は下げ渋り111円40銭前後まで持ち直す動きとなった。午後に入り上海株安や日経平均のマイナス転換でドル円は弱含み111円20銭近辺まで軟化した。15時15分現在、1ドル=111円19銭。
株式(日経平均)
8日の東京株式市場では前日の欧米株高を受けリスク選好の動きとなり日経平均株価は前日比3円82銭高の22666円56銭と小幅に続伸して寄り付いた。寄り後日経平均は一時小幅安に転じたもののナスダック高を好感しソフトバンクへの買いが継続したことや好業績株を中心に海外投資家などからの買いが優勢となり相場を押し上げたことで日経平均は直ぐに切り返し上げ幅を拡大した。その後上海株式の軟調で上値が抑えられ日経平均は伸び悩み高値圏でもみ合った。前引けの日経平均は前日比87円74銭高の22750円48銭で取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりも上げ幅を拡大して寄り付いた後に一段高した。しかしながら明日の株価指数先物のオプションSQを控え株価指数先物に思惑的な売りが出たことをきっかけに日経平均は急速に上げ幅を縮小し反落に転じた。その後は下げ渋り前日終値近辺でのもみ合いで推移した。大引けの日経平均株価は前日比18円43銭安の22644円31銭と小反落した。
貴金属
金先限帳入値は4327円(前日比+2円)。銀先限帳入値は55.1円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は2964円(前日比-5円)。パラジウム先限帳入値は3085円(前日比-6円)金は小反発した。NY小幅高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の堅調な動きやユーロの反発に後押しされ上げ幅を拡大し底堅く推移した。その後取引終盤に欠け円高に圧迫され上げ幅を縮小した。プラチナは小幅に続落した。NY高を映し買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の弱含みで伸び悩むもユーロ高が下支えとなり小確りで推移した。しかし取引終盤にかけユーロが円やドルに対しじり安となった事で売りが膨らみ小幅安に転じた。
石油
原油先限帳入値は49950円(前日比+320円)。ガソリン先限帳入値は62660円(前日比+360円)。灯油先限帳入値は67770円(前日比+280円)。東京原油は続伸した。NY高やドル高一服を好感し買い先行で寄り付いた。寄り後はイラン産原油の供給不足に対する懸念やNY引け後にAPIが発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上に減少したことを受けNY原油夜間取引高となったことなどを手掛かりに買われ上げ幅を拡大した。原油高を受けガソリンと灯油は続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は174.0円(前日比+2.6円)。東京ゴムは3日続伸した。上海ゴム夜間取引高を好感した買いが先行して始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間からの上げ幅を拡大したことから東京ゴムにも買いが膨らみ上値を試す動きとなり一時約3週間ぶりとなる174.5円の高値を付けた。その後は高値圏でのもみ合いで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24060円(前日比-150円)。大豆先限帳入値は46000円(前日比変わらず)コーンは反落した。シカゴ安を嫌気し売り優勢で寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引の小幅安が重石となり下げ幅を拡大した。又、USDAが10日に発表する8月の需給報告で単収の増加が見込まれていることも弱材料視された。大豆は前日比横ばい。夜間取引が前日比同値で寄り付いた後日中取引では出合いがなかった。
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