夕刊:2018/08/09

NYダウの反落と円高に圧迫され日経平均は小幅続落

為替
前日のNY為替市場では米中間の報復合戦により米中貿易摩擦の深刻化が懸念されリスク回避の円買いが優勢となり円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ9日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より30銭ほど円高ドル安水準の1ドル=110円90銭前後で取引を開始した。日中取引では日本時間の明日未明から始まる日米貿易協議の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強まる中、日経平均の軟調や米10年債利回りの低下を受け円高ドル安が進みドル円は一時110円70銭台前半まで軟化した。その後日経平均の下げ渋りからドル円は110円80銭台まで持ち直す動きとなった。午後に入りドルの下値の固さから海外勢からのドルの買戻しが入りドル円は111円前後まで急速に水準を切り上げた。15時15分現在、1ドル=110円97銭。
株式(日経平均)
前日のNYダウの反落と円高を受け9日の東京株式市場では売りが優勢となり日経平均株価は前日比52円77銭安の22591円54銭と続落して寄り付いた。寄り前に発表した6月の本邦機械受注統計が予想を大幅に下回る内容だったことからファナックや日立建機など設備投資関連株が売られたほかソフトバンクやスズキなど値嵩株の一角が冴えない動きとなり日経平均は寄り後下げ幅を拡大し一時150円近く下落した。その後上海株の堅調から押し目買いを誘い日経平均は下げ渋り下げ幅を縮小した。前引けの日経平均は前日比60円13銭安の22584円18銭で取引を終了した。後場の日経平均は上海株高を受け前引けよりもやや下げ幅を縮小して寄り付いた。寄り後は円高一服や上海株の上げ幅拡大を好感し日経平均は一時小幅高に転じる場面があった。大引けの日経平均株価は前日比45円92銭安の22598円39銭と小幅に続落した。
貴金属
金先限帳入値は4329円(前日比+2円)。銀先限帳入値は55.0円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は2979円(前日比+15円)。パラジウム先限帳入値は3066円(前日比-19円)金は小幅に続伸した。NY安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は円高に圧迫され弱含みで推移していたがドル建て現物相場の堅調な動きや円高一服から下げ渋りとなり下げ幅を縮小し小幅高に転じた。プラチナは3日ぶりに反発した。NY安を映し小幅安で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上昇やユーロの反発に後押しされプラス圏に浮上し強もち合いとなった。
石油
原油先限帳入値は48610円(前日比-1340円)。ガソリン先限帳入値は61410円(前日比-1250円)。灯油先限帳入値は66450円(前日比-1320円)東京原油は急落した。NY安と円高に圧迫され大幅安で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の反発で下げ幅を縮小するも円高に上値が抑えられ戻りは限定的だった。原油急落を受けガソリンと灯油は4桁超の大幅反落。
ゴム
ゴム先限帳入値は174.5円(前日比+0.5円)。東京ゴムは4日続伸した。上海ゴム夜間取引小幅安と円高が嫌気され売り先行で始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小し上昇に転じたことから東京ゴムにも買戻しを誘い下げ幅を縮小した後小幅高となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23870円(前日比-190円)。大豆先限帳入値は46000円(前日比変わらず)コーンは続落した。シカゴ高を円高に相殺され売り優勢で寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引が小安く推移したことや原油安に圧迫され戻りが鈍く弱もち合いとなった。大豆は前日比横ばい。夜間取引が前日比同値で寄り付いた後今日も日中取引では出合いがなかった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7月卸売物価指数(PPI)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.3%)
21:30米7月卸売物価指数(PPIコア指数)(予想+0.2% 前回+0.3%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想22.0万件 前回21.8万件)

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