夕刊:2018/08/10

今晩は米・消費者物価指数に注目。総合指数で事前予想+0.2%以上ならドル高進行の可能性あり

為替
アジア時間はNY時間に付けた高値111.16円をやや下回って始まり、日本の4-6月期GDPが+0.5%と事前予想の+0.3%を上回って発表されると111円の節目を割り込み、一時110.70円まで円高進行。その後は111円が上値の壁となって撥ね返され、午後に入って米通商政策への警戒観から円高推移となったものの111円近辺に持ち直した。ユーロ/ドルは午後になってユーロがストップロスの売りを巻き込んで急落した。今晩の米・消費者物価指数と日米通商協議の行方を確認したい。15:15現在、1ドル=111.01円
株式(日経平均)
日経平均は22,606.91円(前日比+8.52円)で始まり、日本のGDPが事前予想を上回って発表されると円高進行し反落、手仕舞い売り優勢となって前日比100円以上の下落となった。NYダウはトランプ大統領による保護主義政策を受けて堅調が予想されるが、日米通商協議の結果が物別れに終わると日経平均は失望売りを誘う可能性がある。日経平均終値=22,298.08円(前日比-300.31円)
貴金属
金先限帳入値4300円(前日比-29円)銀先限帳入値55.0円(前日比±0円)白金先限帳入値2955円(前日比-24円) パラジウム先限帳入値3048円(前日比-18円)金は夜間取引を軟調に終えると日中取引も上値は重く、日本のGDPが堅調な内容となって続落。前日安値4304円を更新する流れとなった。本晩は日米通商協議がワシントンで開催される事や米・消費者物価指数の発表がある。特に消費者物価指数が堅調となれば、ドル高進行とユーロ急落で現物市場が売られる可能性があり1200ドルの節目を割り込むと買い方の投げが加速する可能性が大きい。白金は最近の相場は軟調ながら、2900円前半では底堅いが上値は3000円が頑強な壁となっており、しばらくはこのレンジ内相場が続こう。
石油
原油先限帳入値48160円(前日比-450円) ガソリン先限帳入値60960円(前日比-450円)灯油先限帳入値65990円(前日比-460円)原油はイラン問題を中心に中東情勢の緊張が長引き、堅調に推移しているが米中貿易摩擦の長期化見通しによる需要減退が意識され高値修正場面となり、東京原油先限は48000円まで値位置を下げた。米・シェールオイルの生産量増大もあり、強弱観分かれる処だが、いずれにしても米国の保護主義政策が続く可能性が高く、石油需要減退が予想される為、49000円台への戻りを待って売りを仕掛けたい。
ゴム
ゴム先限帳入値は172.3円(前日比-2.2円)ゴムはこのところ地合いを強めているが、買い方にとっては輸入採算ラインである178円が目先の目標である。生産国は増産期にあり、生産国・消費国ともに在庫は潤沢で高値には限界があろう。5/22の高値202.1円から7/25の安値165.1円の0.382戻りである179.2円が視野に入るが、産地シッパーによる繋ぎ売りも出易い値位置である為、175円を上抜ければ難平売り上がりを考える。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23690円(前日比-180円) 大豆先限帳入値は46000円(前日比±0円)。コーンは米農務省の需給報告待ちとなる中、事前予想はイールド引き上げが予想され軟調となっている。一部の生産地での乾燥懸念はあるが大生産地では天候不安は無く、作況も上々で今年も6年連続の豊作が見通され戻り売りの展開となるであろう。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30 米・7月消費者物価指数(労働省)
25:00 米・穀物需給報告(農務省)

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