夕刊:2018/08/13

欧米株安や円高を受け投資家のリスク回避姿勢強まり日経平均は大幅続落

為替
前週末のNY為替市場で米国とトルコの関係悪化を背景にトルコリラが急落したことを受けリスク回避の円買いが優勢となり円高ドル安が進んだ流れを引継ぎ13日の東京為替市場のドル円相場は前週末NY終値より20銭ほど円高ドル安水準の1ドル=110円60銭台半ばで取引を開始した。日中取引では日経平均が大幅続落したことや上海株安などから円買いが強まり更に円高ドル安が進行しドル円は110円10銭台へ大幅に下落した。午後に入り日経平均の下げ幅縮小でドル円は110円30銭前後までやや値を戻し小幅なもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=110円28銭。
株式(日経平均)
前週末の欧米株安と円高を受けリスク回避の動きが強まり13日の東京株式市場では売りが優勢となり日経平均株価は前日比180円51銭安の22117円57銭と大幅に続落して寄り付いた。寄り後も更なる円高進行で株安の流れが継続し日経平均の下げが加速、約1ヶ月ぶりに節目の22000円台を割り込んだ。前引け時点での業種別株価指数は33業種中サービス業を除く32業種が下落し全面安商状となった。前引けの日経平均は前日比355円85銭安の21942円23銭で取引を終了した。後場の日経平均は前引けよりも下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後にアジア株安やGLOBEXのNYダウ先物安などで日本株への売りが膨らみ日経平均は下げ幅を拡大し一時450円近く下落した。その後は日経平均の下げが一服するも戻りは鈍く本日の安値圏で推移した。大引けの日経平均株価は前日比440円65銭安の21857円43銭と大幅に4日続落した。
貴金属
金先限帳入値は4277円(前日比-23円)。銀先限帳入値は54.1円(前日比-0.9円)。プラチナ先限帳入値は2910円(前日比-45円)。パラジウム先限帳入値は3026円(前日比-22円)金は続落した。前週末のNY金が下げ渋ったことやドル建て現物相場の下げ一服から小幅高で寄り付いた。寄り後は円高進行に圧迫されたことやドル建て現物相場の弱含みで伸び悩みとなりマイナスに転じた。その後節目の4300円を割り込んだことで損失覚悟の手仕舞い売りを誘い一段安し弱もち合いとなった。プラチナは大幅続落。NY安を映し小幅安で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の軟調や円高に圧迫されじり安基調を強め下値追いとなり軟調に推移した。
石油
原油先限帳入値は48310円(前日比+150円)。ガソリン先限帳入値は60880円(前日比-80円)。灯油先限帳入値は65940円(前日比-50円)東京原油は3日ぶりに反発した。NY高とNY原油夜間取引の堅調を好感し買い優勢で寄り付いた。寄り後は円高進行とNY原油夜間取引が下げに転じたことなどで上昇一服し次第に上げ幅を削る動きとなった。ガソリンと灯油は小幅に3日続落。
ゴム
ゴム先限帳入値は171.7円(前日比-0.6円)。東京ゴムは続落した。上海ゴム夜間取引安と円高が嫌気され売り先行で始まった。寄り後は円高に圧迫されたものの日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を縮小し小幅高に転じたことから東京ゴムにも買戻しを誘いやや下げ幅を縮小し小動きに推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23240円(前日比-450円)。大豆先限帳入値は46000円(前日比変わらず)コーンは大幅に4日続落した。シカゴ大幅安と円高を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はシカゴ夜間取引安と円高進行でじり安基調を辿り下げ幅を拡大した。大豆は前日比横ばい。夜間取引が前日比同値で寄り付いた後日中取引では出合いなし。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7月卸売物価指数(PPI)(前月比)(予想+0.2% 前回+0.3%)
21:30米7月卸売物価指数(PPIコア指数)(予想+0.2% 前回+0.3%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)(予想22.0万件 前回21.8万件)

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