夕刊:2018/08/15

上海株安やトルコ情勢の一段の悪化が懸念され日経平均は反落

為替
前日にトルコリラの下げが一服したことで投資家のリスク回避姿勢が後退し米株式相場が反発したことを受けNY為替市場で円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ15日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=111円20銭前後で取引を開始した。日中取引では5、10日のドル買い需要などでやや円売りドル買いが優勢となりドル円は一時111円40銭台まで上昇した。その後日経平均の軟調でドル円は伸び悩んだものの111円台前半での強もち合いで推移した。午後に入り上海株安や中国人民元安を背景にリスク回避の円買いが強まりドル円は111円20銭台後半まで押し戻された。その後ドル円は下げ渋り111円20銭台でのもみ合いで推移した。15時15分現在、1ドル=111円26銭。
株式(日経平均)
前日の米株式相場の反発や円安を受け買いがやや優勢となり15日の東京株式市場では日経平均株価は前日比12円04銭高の22368円17銭と小幅に続伸して寄り付いた。寄り後直ぐに前日の大幅高の反動から利益確定売りに押され日経平均は小幅安に転じた。その後中国人民元安や上海株安を警戒した売りが優勢となり日経平均は下げ幅を拡大した。前引けの日経平均は前日比85円18銭安の22211円94銭で取引を終了した。後場は昼休み時間帯に上海株やGLOBEXのNYダウ先物安を嫌気し日経平均先物に売りが出たことで株価が押し下げられ日経平均は前引けよりも下げ幅を拡大して寄り付いた。寄り後にトルコが米国からの輸入品に追加関税を課すと伝わりトルコ情勢の一段の悪化が懸念され株価指数先物主導で日経平均は下げ幅を拡大し一時200円超下落した。その後は下げ渋るも戻りは限定的となった。大引けの日経平均株価は前日比151円86銭安の22204円22銭と反落した。
貴金属
金先限帳入値は4237円(前日比-13円)。銀先限帳入値は53.4円(前日比-0.1円)。プラチナ先限帳入値は2813円(前日比-44円)。パラジウム先限帳入値は3008円(前日比-2円)。金は4日続落した。NY高と円安を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の軟調で上値が抑えられ小幅高でのもみ合いで推移した。午後に入り上海株安や中国人民元安を受け投資家のリスク回避姿勢が強まり東京金は下落に転じ下げ幅を拡大した。プラチナは大幅続落。NY高と円安を受け小幅高で寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の軟調で上値が重くなり下落に転じた。その後上海株安や円高ユーロ安を嫌気した売りに下押され一段安した。
石油
原油先限帳入値は48420円(前日比-200円)。ガソリン先限帳入値は60930円(前日比-270円)。灯油先限帳入値は66280円(前日比-10円)。東京原油は反落した。NY原油安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後はNY引け後に発表したAPI米週間在庫統計で原油在庫が市場予想に反し増加したことが嫌気されNY原油夜間取引が弱含みに推移したことが重石となり軟調な動きとなった。原油安を受けガソリンと灯油は反落した。
ゴム
ゴム先限帳入値は170.4円(前日比-1.5円)。東京ゴムは小動き。上海ゴム夜間取引小幅高を映し買い先行で始まった。寄り後は新規の材料待ちで玉次第の展開となる中、日中取引の上海ゴムの動きを睨みながら東京ゴムは前日と同じように狭いレンジ内で小幅な値動きで推移した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23940円(前日比+500円)。大豆先限帳入値は45800円(前日比+250円)。コーンは大幅に続伸した。円安とシカゴ高を受け買い優勢で寄り付いた。寄り後は明日の新甫発会を控え新規売りを仕掛ける向きも少なく売り方の買戻しなどに支えられ本日の高値圏で底堅く推移した。大豆は反発した。夜間取引は小幅安となったが日中取引ではシカゴ高や円安に支援され反発して寄り付いた。ただ、寄り後の出会いはなかった。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米7月小売売上高(前月比)(予想+0.1% 前回+0.5%)
21:30米8月NY連銀製造業景気指数(予想20.0 前回22.6)
22:15米7月鉱工業生産(前月比)(予想+0.3% 前回+0.6%)
23:00米8月NAHB住宅市場指数(予想67 前回68)

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