夕刊:2018/08/21

22,23日開催の米中次官級貿易協議の行方や23,24日開催の米・経済金融シンポジウム及びパウエルFRB議長の講演に注目

為替
トランプ大統領がFRBパウエル議長の利上げ姿勢に不満を表明した事が伝わり、主要通貨でドル安進行、ユーロ/ドルは1.15台乗せで堅調、英、ポンドも確り。ドル円は序盤に110円を割り込み、継続的にドル売りが出て軟調に推移した後、明日から週末にかけての海外イベント待ちとなる中、ドルが買い戻され110円を回復した。午後は手懸り材料が見当たらず、イベントを控え110円台をキープした。15:15現在、1ドル=110.04円
株式(日経平均)
日経平均は22110.54円(前日比-88.46円)で始まった。NYダウは米中次官級貿易協議における貿易摩擦緩和に向けた期待感から堅調だが、主要通貨全般においてドル安進行となってドル/円は109.78円まで円高が進行したが、ドル売り一巡後は買い戻された為、高配当株や好業績株等に買いが入り22,192.45円(前日比-6.55円)で前引けた。午後は22,225.27円(前日比+26.27円)と前日比プラス圏で始まり、個別銘柄が物色され、堅調を維持して終了した。日経平均終値=22,219.73円(前日比+20.73円)
貴金属
金先限帳入値4221円(前日比+16円)銀先限帳入値52.3円(前日比-0.1円)白金先限帳入値2824円(前日比+24円) パラジウム先限帳入値3024円(前日比+20円)金は先週の急落で一般投資家の損失覚悟の手仕舞い売りが急ピッチで進んだ為、投げ一巡後は4200円台を回復して下げ渋る展開となっている。明日から2日間の米中通商協議やFRBの利上げ姿勢を批判しているトランプ大統領を尻目にパウエルFRB議長の講演が24日にある為、これを確認するまでは上下に振れ易く、買い方の苦戦状態に変化は無いが底堅い値動きとなれば売り方としても利食いを急ぐ可能性が高まり4250円を超えられるかがポイント。白金も先週の急落でリーマンショック時の安値を連想させられる事態となったが、2680円で切り返し反発。ただ、世界的な通商問題の解決無しに自動車生産、販売の増加は見込めず、自律反発的な戻りは有ろうが、上値の重い展開が強いられそうだ。
石油
原油先限帳入値47610円(前日比+100円) ガソリン先限帳入値60390円(前日比±0円)灯油先限帳入値65730円(前日比+40円)原油は米中貿易摩擦問題が解決しない限り、世界経済不安が解消しない。この為、石油需要増加が見込めない事から、上値の重い展開を強いられよう。本日の東京原油は円高進行に伴う買い方の手仕舞い売りが先行し、海外原油高を相殺し、47500円前後での揉み合い。最近は上昇力も鈍く、50000円台を回復するには材料不足で6/18安値46710円を試す流れ。
ゴム
ゴム先限帳入値は172.8円(前日比+2.9円)ゴムはここ2ヶ月間が170円を挟み、上下5円のレンジ相場で米中貿易摩擦が解消しない限り175円を超える上昇は厳しい。下値は10円以上の輸入採算割れとなる165円を積極的に売り仕掛ける向きは無く、しばらくは173円超を売り、167円割れを買いと逆張り対応としたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23910円(前日比-350円) 大豆先限帳入値は46050円(前日比+250円)。コーンは先週の下落場面で23000円割れを回避した事から売り方の買戻しや買い方ファンドの新規買いに反発し24000円台を回復したが、産地の好天により、生育が順調で実入りも前年や平年を大きく上回る85%と申し分無く、24500円前後は絶好の売り場と思われる。大豆は付値バイカイのみの商状でいずれ、売買停止状態に陥ろう。
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