夕刊:2018/08/23

ナスダック高と円安を好感し日経平均は小幅に3日続伸

為替
22日のNY為替市場でこの日公表されたFOMC議事録で多くのメンバーが早期の利上げに前向きな姿勢を示したことからFRBの9月利上げの可能性が高まり円売りドル買いが優勢となった流れを引継ぎ23日の東京為替市場のドル円相場はNY終値と同水準の1ドル=110円60銭前後で取引を開始した。日中取引ではターンブル豪首相の退陣観測が伝わり豪政局不安の高まりを受けドル高豪ドル安が進み円に対してもドル高が波及しドル円は110円80銭台後半まで上昇した。午後に入りドル円は動意薄の展開となり110円80~90銭前後の狭いレンジ内での小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=110円86銭。
株式(日経平均)
23日の東京株式市場ではNYダウは反落したもののナスダック指数は続伸したことや円安が好感され日経平均株価は前日比58円12銭高の22420円67銭と続伸して寄り付いた。寄り後はナスダック高で東京エレクやTDKなど半導体関連の一角が買われたことやアジア・オセアニア地区での出店拡大を手掛かりにファーストリテイリングが大幅高し相場を押し上げ日経平均は一時100円前後の上げ幅となった。ファーストリテイリングだけで日経平均を47円ほど押し上げた。その後は利益確定売りに押され日経平均は伸び悩み上げ幅を縮小した。前引けの日経平均は前日比41円35銭高の22403円90銭で取引を終了した。後場日経平均は前引けより上げ幅をやや縮小して寄り付いた。寄り後は米中双方の報復関税の発動や重要イベントを控え様子見気分が強まり日経平均は膠着感を強め小幅な値動きに推移した。大引けの日経平均株価は前日比48円27銭高の22410円82銭と小幅に3日続伸した。
貴金属
金先限帳入値は4241円(前日比+11円)。銀先限帳入値は52.1円(前日比-0.3円)。プラチナ先限帳入値は2802円(前日比-8円)。パラジウム先限帳入値は3082円(前日比+42円)。金は4日続伸した。金はNY高と円安を受け続伸して寄り付いた。高寄り後はドル建て現物相場の軟調から戻り売り圧力が強まり上げ幅を縮小した。プラチナは続落した。NY小幅高と円安を受け買い優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の弱含みやトランプ大統領のツイートを受けた南アランド安に圧迫されじり安基調を辿り一時2800円を割り込んだ。しかしながらその後持ち直し2800円台を回復した。
石油
原油先限帳入値は49410円(前日比+1310円)。ガソリン先限帳入値は62030円(前日比+1080円)。灯油先限帳入値は67720円(前日比+1420円)。東京原油は大幅続伸。NY原油高と円安を受け買い優勢で始まり4桁超の大幅高で寄り付いた。寄り後はNY原油夜間取引の伸び悩みで上値が抑えられ動意薄となる中、高値圏でのもみ合いで推移した。原油高に連動しガソリンと灯油は4桁超の大幅続伸。
ゴム
ゴム先限帳入値は176.5円(前日比-2.3円)。東京ゴムは反落した。上海ゴム夜間取引安を映しやや売り優勢で寄り付いた。寄り後は小幅安のもみ合いで推移していたが午後に入り日中取引の上海ゴムが夜間からの下げ幅を拡大したことから東京ゴムは前日に大幅高した反動から買い方の手仕舞い売りに押され下げが足を速め軟調な動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23670円(前日比-210円)。大豆先限帳入値は46000円(前日比-150円)。コーンは大幅続落。シカゴ急落を受け売り優勢で始まった。寄り後にシカゴ夜間取引の小幅高や円安で安値拾いの買いが入り戻り歩調となり下げ幅を縮小した。大豆は夜間取引で下落した後日中取引では出会いなし。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米失業保険申請件数(前週分)(予想21.5万件 前回21.2万件)
22:45米8月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)(予想55.0 前回55.3)
23:00米7月新築住宅販売件数(年率換算件数)(予想64.5万件 前回63.1万件)

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