夕刊:2018/08/28

米国とメキシコ、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で合意 

為替
米国とメキシコがNAFTA再交渉にて合意を得て、通商問題リスクが後退したとの観測やドイツ景況感指数103.8ポイントと前月比+2.1と堅調だった事から対ユーロでドル安となった。ユーロ/ドルは1.16台後半。一方、アジア時間で北中米の貿易摩擦回避を材料にリスクオフの巻き戻しから円は売られ111円前半で揉み合いとなり午前中はやや円安傾向に推移した。午後も円売り先行となり111.30円で揉み合いの展開となりポジション調整主体の値動きとなった。15:15現在、1ドル=111.25円
株式(日経平均)
日経平均は22967.74円(前日比+168.10円)で始まった。NY市場のナスダックが新高値を更に更新し、ダウも堅調だった事から東京株式市場は続伸して始まり、世界貿易戦争懸念の後退により、自動車、機械、非鉄金属等が買われ続伸。序盤に23000円の大台に乗せたが利益確定の売りに押され22,944.77円で前引けた。午後も利益確定売りが先行し22,887.17円(前日比+87.53円)で始まったが、為替が円安傾向を示した為、押し目買いが入り、値を戻したものの22900円半ばで上値がつかえると再び、利益確定売りが継続的に出され前日比プラスは確保したが反落して終了した。日経平均終値=22,813.47円(前日比+13.83円)
貴金属
金先限帳入値4318円(前日比+21円)銀先限帳入値53.4円(前日比+0.1円)白金先限帳入値2883円(前日比+65円) パラジウム先限帳入値3201円(前日比+41円)金先限は夜間立会では軟調に始まったが、ドル建て現物相場が1200ドルを維持した為、押し目買い優勢となって続伸した。今週4300円台で値固め出来れば8月の高値4407円トライも視野に入る。白金は先週の高値2842円を抜き堅調となった。世界貿易戦争懸念の後退により自動車触媒需要が高まれば、8月の高・安値の2/3戻り2898円を上抜けると3000円が視野に入ってくる。
石油
原油先限帳入値50510円(前日比+300円) ガソリン先限帳入値63430円(前日比+370円)灯油先限帳入値68440円(前日比+160円)原油はイラン産原油の供給懸念が引き続き材料視され、ブレント原油は休場だったがWTIが小確りとなり、東京市場は続伸となった。非OPEC加盟国を含む産油国の7月の減産遵守率が107%(5月148%)と右肩下がりなっている。秋口には米石油備蓄在庫の放出が予定されており、5月の高値52180円、8月の高値51880円が視野に入るが、今回も50000円相場が短命で終わると下振れリスクが高まる為、51000円前後を売り上がりたい。
ゴム
ゴム先限帳入値は172.2円(2月限新甫発会)ゴムは北米自由貿易協定再交渉合意を受け、貿易摩擦懸念の後退により自動車の輸出入が活性化する可能性が高まった。東京市場は輸入採算割れの値位置で推移しており、先限が売られ、当・先の順鞘幅が10円前後に縮小してくれば絶好の買い場と見るが、目先は175円以下を押し目買いとしたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23730円(前日比+90円)コーンは先週の作況報告において順調な生育が示されシカゴは反落。東京コーンは薄商いの中、為替が円安に振れた事から堅調となり23700円前後で揉み合い。北米自由貿易の再交渉での合意が有り、米国産穀物の需要が高まる様なら上値追いの可能性があるが、米国産穀物は今年も大豊作が見込まれる為、9月にはハーベスト・プレッシャーを受ける可能性が高く、23000円後半から24000円前半までを売り方針。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:00 米・ケースシラー6月住宅価格指数
23:00 米8月消費者信頼感指数

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