夕刊:2018/09/04

米国市場休みで閑散商い。雇用統計まで様子見か?

為替
3日の取引は、NY市場が休場となるなか、111円を中心にもみ合いとなった。現状、再び110~111円台のレンジ取引となっている。目先、下攻め継続となった場合だが、まずは前日の安値110.85に注目したい。同水準をしっかり割り込むと、一目均衡表の雲の下限110.64を目指しそうだ。雲を下抜くと、110円を目指した展開になるとみる。一方上昇となった場合111.87円を目指す展開となる。これは先週の高値であり、それを抜くと112円台乗せは容易に見えてくる。
株式(日経平均)
4日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比32円高の2万2740円と反発。前日の米国株市場はレイバーデーで休場となり、手掛かり材料に欠けるなか、東京市場では前日の先物主導での下げの反動もあって買いが優勢。ドル・円相場が1ドル=111円台と円安含みで推移していることや、前日の欧州株も独市場を除き堅調に推移したことなどからリスク選好の流れとなった。ただ、米国の中国製品に対する追加関税第3弾が早晩発動される可能性などが意識されるなか、中国・上海株や香港株などを横にらみに積極的な買いは入りにくく、上値は重くなりそうだ。本日はいつも以上に為替の影響をうけると思われる。
貴金属
金先限帳入値4277円(前日比+6円)銀先限帳入値51.8円(前日比-0.3円)白金先限帳入値2815円(前日比+13円) パラジウム先限帳入値3293円(前日比+27円)円相場が1ドル=111円とび台に弱含む反面、ドル建て現物価格は金、プラチナが前日の東京日中取引の引け時と比べ弱含みで推移。決め手を欠き、夜間取引で総じて小高く引けた地合いを引き継ぐ。売買一巡後は前日の終値水準まで上げ幅を削る展開も有り得るとみる。パラジウムは現物価格の強含みから堅調となろう。
石油
原油先限帳入値50930円(前日比+630円) ガソリン先限帳入値64280円(前日比+730円)灯油先限帳入値69080円(前日比+740円)米国の制裁によってイランの輸出量がさらに減少する見通しであるほか、米メキシコ湾岸の熱帯性暴風雨 「ゴードン」が今後ハリケーンに成長すると予報されていることから、米国では石油製品の供給が一時的に逼迫する可能性がある。海上油田の生産も一時的に止まる。 レイバーデーでニューヨーク原油の帳入値の発表はないものの、ブレント原油は堅調に推移し、5月以降の下降チャネル上限に達した。この上限を巡る攻防が目先の展開を左右すると思われる。国内委託玉の売りが値ごろで売りが膨らむと上昇しやすい環境になる。
ゴム
ゴム先限帳入値は168.8円(前日比-0.3円)ゴム相場は、9月3日の夜間取引の引けと比べ、売りがやや優勢で寄り付くと予想。3日の上海ゴム夜間取引は、中心限月の1月限が前日比60元安の1万2015元と なった。一方、ドル・円は1ドル=111.06円付近で推移し、31日の東京夜間の引け時と同値圏での取引となっている。今日の寄り付きは、上海夜間が小幅安となったことを背景に、寄り付きでは、前日の夜間取引と比べ、小幅に水準を引き下げて寄り付きそうだ。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23760円(前日比+150円)3日のシカゴコーンはレーバーデーで休場となったことで様子見ムードが強いが夜間の堅調な流れを引き継ぐ。先限の換算値は20円高となっているため、夜間を100円高で終えたものの、上げ幅縮小の動きが見られそうで序盤は70円前後の上昇と見る。出来高の少ない状態が続いているため、急な動きには注意が必要である。  前週末のシカゴコーンは3連休前の買い戻しを受けて大幅高となったが、豊作が確定的となっており需給緩和が見込まれる状況に変化は無い。大幅な上昇も本格的な基調の転換とは見られず、現段階では一時的な動きにとどまる可能性が高い。
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