夕刊:2018/09/05

米中貿易摩擦拡大による世界経済混乱でリスクオフに傾くか

為替
米・中貿易戦争の激化からドルが他通貨に対し堅調。再び市場がリスク回避に向けた動きとなってドル高が進行した。ドル/円は一時、111.72円まで上昇。ユーロ/ドルはNY時間に1.15台前半まで急落したが、アジア時間には買い戻され1.16を回復した。ドル/円は円に逃避買いが入って下押し、111.5円近辺での取引となった。15:15現在、1ドル=111.48円
株式(日経平均)
日経平均は22663.80円(前日比-33.10円)と小幅続落して始まった。米中貿易摩擦拡大によりリスクオフとなったNY株式相場安を反映したもの。その後も戻り売り優勢の展開となり、買い方の利益確定売りに続落、昨日より65.73円安い22631.17円で前引けた。午後も値嵩株に売り物が目立ち続落し22595.92円と前日比100.98円安から始まり、個別銘柄に物色買いが入り、自律反発的な戻りは売られ、結局前日比3桁安となった。日経平均終値22580.83円(前日比-116.07円)
貴金属
金先限帳入値4263円(前日比-14円)銀先限帳入値50.5円(前日比-1.3円)白金先限帳入値2778円(前日比-37円) パラジウム先限帳入値3322円(前日比+29円)金は米中貿易摩擦拡大懸念から現物市場より資金が引き上げられた事やドル高進行により続落し、夜間立会では一時4250円を割り込んだものの切り返した。日中立会では4260円前後の揉み合いを経て、前日終値が壁となり、上値の重さが嫌気され軟調な取引となった。白金もドル高を背景に現物市場の下落を映し、夜間では一時2747円まで売られたが、ドルが対ユーロで切り返した為、値を戻し2800円回復を目指したが届かず、2700円台後半で揉み合いとなった。
石油
原油先限帳入値50650円(前日比-280円) ガソリン先限帳入値64360円(前日比+80円)灯油先限帳入値68950円(前日比-130円)原油は米・油槽地帯にハリケーン接近の懸念があり、作業員の引き上げ等により、一時的な需給逼迫感の台頭によって乱高下となり、東京原油は一時1000円を超す急騰となったが、このハリケーンがそれほど大きなカテゴリーには発達しない見通しとなった為、急反落し前日比マイナスとなって夜間取引を終えた。日中立会はポジション調整主体の売買となって前日終値前後の揉み合いを経て、前日比マイナス圏での値動きに推移した。
ゴム
ゴム先限帳入値は168円(前日比-0.8円)ゴムは夜間取引を前日比プラス圏で推移すると日中立会序盤には売り方の利益確定の買戻しが出て170円を回復したが、170円超えでは買い方の投げも出され反落し、前日比マイナス圏まで売られ軟調。その後は手懸り材料難の中、前日終値付近での揉み合いに終止し、前日比マイナス圏で大引けた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23920円(前日比+160円) コーンは天候相場期も終盤を迎え、ここ2~3週は作況がわずかながら後退している事から売り方の買戻しが先行し堅調な展開となっているが、今年も米国産穀物は大豊作が見込まれており、収穫を目前に控え、安易な値頃買いには注意が必要で23500~24000円前半を売り上がりとしたい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米・7月貿易収支

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