夕刊:2018/09/06

米・雇用統計待ちとなり金融市場全般がポジション調整での動き

為替
週末の米・雇用統計待ちでポジション調整主体の値動きとなり英国のEU離脱を巡り、欧州通貨に対しドルが反落した。アジア時間は111円半ばで始まり、ドル安の流れから111円前半へのじりじりと値位置を切り下げ、午後には株安を映した円買いが優勢となり111.17円まで円高進行した。その後は短期筋のドル買いにより111.40円近辺まで戻した後はほぼ横ばいとなった。15:15現在、1ドル=111.32円
株式(日経平均)
日経平均は22458.97円(前日比-121.86円)と続落して始まった。米・雇用統計を明日に控え、本日も利益確定売りに続落した。安寄り後は切り返したが、重要イベントを前に積極的な押し目買いは入らず、戻りは限定的となり、22528.46円で前引けた。午後は売りが先行し22510.78円で始まり、再び、前日比3桁安を示現したが反発するなど、前日比マイナス圏での方向感が定まらない値動きに終止した。日経平均終値22487.94円(前日比-92.89円)
貴金属
金先限帳入値4271円(前日比+8円)銀先限帳入値50.6円(前日比+0.1円)白金先限帳入値2791円(前日比+13円) パラジウム先限帳入値3275円(前日比-47円)金は米中貿易戦争による需要減退から上値は重く、ドル建て現物相場が1200ドルを前に足踏み積極的にポジションを傾ける向きは無く、4260~4290円のレンジ内相場に終止した。雇用統計で労働市場が堅調なら下振れする可能性があるが、今週の安値4248円を大きく下回らない限り、目先は4250円前後を押し目買いと観る。白金は反発。ドル安を背景に現物市場の反発を横目に、2800円台を回復し、2800円前半の値位置で堅調となった。目先、2750円を下回らない限り、押し目買いが有利と観る。
石油
原油先限帳入値50220円(前日比-430円) ガソリン先限帳入値63910円(前日比-450円)灯油先限帳入値68560円(前日比-390円)原油は懸念されたハリケーンの影響は無かった事や週間原油在庫が増加傾向にある事や米中貿易戦争による需要減退が意識され、買い方の利益確定売りに続落となった。イランを初め、中東産原油の供給不足は既に織り込み済みとの見方がなされ、先限が50000円を割り込む様なら、米国の備蓄在庫放出予定がある事や中国がロシアやカザフスタンから液化天然ガス輸入するなど、米・中東依存からの脱却も見え隠れしている為、相応の高値修正場面が有ると思われる。
ゴム
ゴム先限帳入値は167.6円(前日比-0.4円)ゴムは170円が頑強な上値抵抗となる中、上海市場は12000元を回復し堅調となっている事から序盤は強含みに推移した。本日も170円を前に上値の重さが嫌気され、纏まった売り物に反落し、先限は167.1円まで売られたが、すぐに切り返し188円台で揉み合い後、地合いの弱さを嫌気した買い方の手仕舞い売りに下押した。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23810円(前日比-110円) コーンは天候相場期も終盤を迎え、成熟の早い地帯では収穫が始まった。今後、しばらくはハーベスト・プレッシャーを受け易く、余程、長雨や洪水被害による収穫遅れが顕著とならない限りは23000円後半~24000を売り上がりで対処したい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15米8月ADP雇用統計
21:30米新規失業保険申請件数
23:00米IMS非製造業景況感指数
24:00米EIA週間石油在庫統計

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