夕刊:2018/09/10

米・労働市場は就業者数、平均時給とも堅調!  

為替
トランプ大統領が予定されている2000億ドルの対中・追加関税の他に2670億ドル規模の追加関税の用意があるとの発言からドル高が進行し、NY時間では111.26円の円安となった。アジア時間では利益確定のドル売りが先行し、111円を割り込んだものの、日経平均株価が反発に転じた事から111円前後の円安水準で揉み合いとなった。15:15現在、1ドル=110.96円
株式(日経平均)
日経平均はNY株安を受けて22253.65円(前日比-53.41円)と続落して始まった。米・雇用統計の内容が堅調だった事や米中貿易戦争の激化からドル高進行、NY時間後半からアジア時間ではドル/円の上値は削ったものの、円安が好感され切り返し反発、前日比プラス圏に浮上し、22314.36円で前引けた。午後は22339.91円で始まった後、全般的に様子見気分が強く、世界的な貿易摩擦問題を背景に積極的にポジションを傾ける向きは無く、方向感に乏しい展開だった。保険業を筆頭に非鉄金属・鉱業、薬品株の一角などが上昇、食料品、小売業などに下落する銘柄が目立った。日経平均終値22373.09円(前日比+66.03円)
貴金属
金先限帳入値4240円(前日比-23円)銀先限帳入値50.3円(前日比+0.1円)白金先限帳入値2771円(前日比-32円) パラジウム先限帳入値3247円(前日比-8円)金は米・雇用統計にて労働市場の堅調が示された事や米中貿易戦争激化による世界経済不安により、現物市場が下落し、1200ドルを割り込んだ。この為、東京市場は再び4250円を割り込むなど軟調に推移した。今月のFOMCでの利上げの可能性が高く、目先は4250円以上4300円までを売り上がり、心理的節目4200円割れも有り得る展開と観る。白金もドル建て現物相場が一時775ドル台まで売られ、東京市場は2758円の安値を付けたが、9/5の安値2740円に届かず買い戻され、2700円台後半で揉み合った。その後は戻りが鈍く、2800円が頑強な抵抗ラインとなっており目先は2700円前半から2800円前後のレンジで逆張り対処としたい。
石油
原油先限帳入値50110円(前日比+570円) ガソリン先限帳入値63830円(前日比+340円)灯油先限帳入値68350円(前日比+450円)原油は中東情勢が不安定となる中、イラクでも反政府勢力が暴動を起こす等、供給不安が蒸し返され、ブレント原油中心に反発。東京原油も先限が50000円を回復するなど堅調に推移した。今後は中国との関係が良好な、ロシアなど非OPEC加盟国からの供給増加が見込めれば、貿易戦争激化による需要減退は否めず、51000円前後で上値が重くなれば、急落も有り得る。
ゴム
ゴム先限帳入値は165.9円(前日比±0円)ゴムは東京市場の先限は170円が頑強な上値抵抗となる中、上海市場は12000元前後の往来相場で動意が薄い。タイでは政府によるゴム農家支援策が効いておらず、産地市場の現物価格は低迷している。増産期が明ける10月後半までは減反政策も効力が発揮できず、しばらくは上値が重いが、東京市場は輸入採算値が10円超下鞘で推移しており、下値は深くないと観る。ただ目先はレンジ内の相場が続くものと思われ、165円買い、170円超を売りの逆張り対処としたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23790円(前日比+70円) コーンは天候相場期も終盤を迎え、成熟の早い地帯では収穫が始まった。今後、しばらくはハーベスト・プレッシャーを受け易く、余程、長雨や洪水被害による収穫遅れが顕著とならない限りは23000円後半~24000を売り上がりとしたい。
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