夕刊:2018/09/11

英、EU離脱へ。主席交渉官が早期合意を示唆

為替
英国のEU離脱が早期に合意を得る可能性がEU側主席交渉官から示され英・ポンドが急伸、ユーロが連れ高となった。ドル/ユーロは1.16台を回復した。更にイタリア財務相が同国財政健全化への道筋を示した事から円が対欧州通貨で円安に触れた為、ドル/円でも円安進行、仲値111.45円前後の安値を付けた。その後も仲値付近での揉み合いとなり、株高もあって安値での保ち合いに終始した15:15現在、1ドル=111.42円
株式(日経平均)
日経平均は22469.78円(前日比+96.69円)で始まった。英国のEU離脱へ向け楽観的な見方が支配的となった事やイタリア財政健全化に向けた取組に支援された円安進行に伴い、大幅続伸となって22595.52円と前日比22.43円高で前引けた。午後は22624.22円と続伸して始まり、ハイテク株を中心に幅広い銘柄が個別物色され堅調を維持し、前日比300円近い上昇となって大引けた。日経平均終値22664.69円(前日比+291.60円)
貴金属
金先限帳入値4268円(前日比+28円)銀先限帳入値50.7円(前日比+0.4円)白金先限帳入値2817円(前日比+46円) パラジウム先限帳入値3280円(前日比+33円)金は英国のEU離脱への楽観見通しから欧州通貨の反発を受けて円安が進行した為、反発した。ただ、自律反発の域を出ておらず、早急に4325円へ試す流れにならなければ、今月のFOMCでの利上げの可能性が高い事や通商問題の激化によってリスクオフの流れに変化が無い為、目先は4250円以上4300円までを売り上がり、心理的節目4200円割れも有り得る展開と観る。白金はドル建て現物相場が一時800ドルを付けた事から東京市場は2800円半ばまで急伸したが、利益確定売りに押され2800円前半まで上値を削った。その後も2800円前半の値位置で揉み合った。今月のFOMCまでは戻り売りの展開と観る。
石油
原油先限帳入値50470円(前日比+360円) ガソリン先限帳入値64000円(前日比+170円)灯油先限帳入値68540円(前日比+190円)原油は中東での供給不安や円安進行を材料に続伸となり、東京原油は50000円半ばまで続伸となった。その後、利益確定売りに押され上値を削った。中東の供給不安は既に織り込んだ感が有り、一頃の価格上昇力より、勢いが弱まっている様に思える。ハリケーンによる一時的な供給障害の懸念はあるものの、トランプ大統領の最近の原油高に懸念を表明しており、今週には米・エネルギー相とサウジ及びロシア石油相との会談による需給緩和が見込まれる事、貿易戦争による需要減退が石油相場の押し下げ要因になるものと思われ、50000円後半から51000円超を売り上がりたい。
ゴム
ゴム先限帳入値は166.7円(前日比+0.8円)ゴムは東京市場の先限は170円が頑強な上値抵抗となる中、上海市場は12000元前後の往来相場で動意が薄い。タイでは政府によるゴム農家支援策が効いておらず、産地市場の現物価格は低迷している。増産期が明ける10月後半までは減反政策も効力が発揮できず、しばらくは上値が重いが、東京市場は輸入採算値が10円超下鞘で推移しており、下値は深くないと観る。ただ目先はレンジ内の相場が続くものと思われ、165円買い、170円超を売りの逆張り対処としたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23900円(前日比+110円) コーンは天候相場期も終盤を迎え、成熟の早い地帯では収穫が始まった。今後、しばらくはハーベスト・プレッシャーを受け易く、余程、長雨や洪水被害による収穫遅れが顕著とならない限りは23000円後半~24000を売り上がり。
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