夕刊:2018/09/12

米・7月求人件数が過去最高を更新、労働市場堅調!

為替
日米金利差拡大や米国株がダウ、ナスダック共に上昇した事からNY時間にてドルが買われ、円は111.66円の安値を付けた。アジア時間は米中貿易摩擦激化が重石となりドルが反落し、111円半ばでの取引となった。その後は仲値111.58円が上値抵抗となって戻し切れず111円半ばで保ち合う展開となった。ソフト・ブレグジット期待の英ポンドは堅調推移。ユーロは1.16台を維持出来ず軟調となった。15:15現在、1ドル=111.42円
株式(日経平均)
日経平均はNY株高を受けて22702.71円(前日比+38.02円)で始まった。しかし、世界的な通商問題を抱え、日米間の通商交渉を前に、外国人投資家を中心とした利益確定売りに前日比マイナスとなって軟調。為替がやや円高気味に推移したことも圧迫し、じりじりと下落し、22571.76円で前引けた。午後は続落して始まり、前日比3桁安となり、自律反発的な戻りを見せ切り返し、22600円を回復して本日の取引を終えた。石油・鉱業、情報通信株は堅調。金属製品、電気機器、化学、機械、海運株などの下落が目立った。日経平均終値22604.61円(前日比-60.08円)
貴金属
金先限帳入値4273円(前日比+5円)銀先限帳入値50.7円(前日比±0円)白金先限帳入値2824円(前日比+7円) パラジウム先限帳入値3271円(前日比-9円)金はNY株高やドル高を受けて、ドル建て現物相場が一時1190ドルを割り込むなど軟調となった事から東京金先限は再び4250円を割り込んだ。その後は持ち直し、日中立会では4285円まで反発したが、円安一服となった事や4300円を回復できなかったことから、上値を削り4200円半ばを超えた辺りで揉み合う展開となった。通商問題を抱えたままでは戻り売り優勢の展開が続こう。4300円前後を売り狙う。白金は2800円割れでは下値抵抗が強いが2800円半ばでは上昇力が鈍り、しばらくは2750円~2850円程のレンジ内での取引を強いられそうで2800円を割った場合には一段安を買い、2800円半ばへの戻りは売りと逆張りで対処したい。
石油
原油先限帳入値51730円(前日比+1260円) ガソリン先限帳入値65230円(前日比+1230円)灯油先限帳入値69980円(前日比+1440円)原油は海外原油相場が引き続きイラン産原油減産による需給逼迫感やハリケーン・フローレンスのメキシコ湾岸上陸の可能性等から大幅続伸となった事から東京原油先限は4桁高となる51000円半ば過ぎへ買われた。その後、ドル/円が上げ幅を削った事から利食い売りに下押すも押し目買い意欲も強く、51000円半ばで揉み合った。中東の供給不足は既に織り込み済みと思われ、米国高官によるサウジアラビアや非OPEC加盟国のロシアに供給増を打診する会談がある事や、ハリケーンによる供給障害は常に一過性で終わる事が多い為、いずれ、買い安心ムードは払拭されよう。51000円台後半は絶好の売り場と観る。
ゴム
ゴム先限帳入値は167.3円(前日比+0.6円)ゴムは米中貿易摩擦問題が尾を引き、中国のコモディティ市場は上値が重い。この為上海ゴム相場も中心19/1月限が12000元前後の往来相場となっており、東京市場も165円~170円のレンジ相場を継続中、大きな相場を狙うならレンジ離れを待つしかないが、輸入採算値を大きく割り込んで推移する東京ゴムは165円前後を押し目買い主体とし、目先は165円買い、170円前後を利食い売り、途転売りの逆張りで対処したい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23770円(前日比-130円) コーンは天候相場期も終盤を迎え、成熟度合いも良好を維持。今晩は米農務省の需給報告待ちとなる中、6年連続の豊作が見込まれており、収穫直後はハーベスト・プレッシャーを受け易く、需給報告が弱気な内容となれば、ファンド筋を含む大手投機筋の手仕舞い売りに急落も有り得る為、23000円後半は売り場と観る。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米 8月卸売物価指数
25:00米 農務省穀物需給報告
27:00米 地区連銀経済報告(ベージュブック)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。