夕刊:2018/09/13

米・消費者物価指数、ECB政策金利、トルコ中銀の利上げ幅に注目!

為替
米中通商問題の緩和に向けた米・財務長官による中国への働きかけや米・卸売物価指数の悪化によりドルが主要通貨で売られた。ユーロ/ドルは1.16半ばへ上昇、ポンドも上伸。ドル/円は111.11円の高値を付けた。アジア時間の円は切り返し、NY時間の安値111.49円を試す流れとなり、仲値111.43円近辺でも揉み合いとなった。15:15現在、1ドル=111.40円
株式(日経平均)
日経平均は22657.95円(前日比+53.34円)で始まった。米中貿易摩擦解消に向けた動きが観測され、NY時間にはドルが売られたがアジア時間には切り返した為、買いが優勢となり幅広い銘柄が上昇し、一時、前日比250円高まで買われ、22787.33円で前引けた。午後も堅調な取引となって22800円前後の保ち合いを継続、全業種が上昇し、鉱業株を筆頭にゴム・石油製品、非鉄金属、エネルギー関連株の上昇が目立った。日経平均終値22821.32円(前日比+216.71円)
貴金属
金先限帳入値4301円(前日比+28円)銀先限帳入値51.1円(前日比+0.4円)白金先限帳入値2863円(前日比+39円) パラジウム先限帳入値3296円(前日比+25円)金はドル建て現物相場がドル安を受けて反発、1200ドルを超えた事から続伸し心理的節目4300円を回復し堅調となった。先限は一代の高値4325円を目指す流れだが、米中貿易摩擦問題が解消されない内は、高値更新を果たしても一過性に終わる可能性があり、今月の米FOMCの結果を見るまでは戻り売り継続と観る。目先、4300~4325円を売り方針。白金は2800円半ばを抜け9/5の戻り高値に面合わせしており、目先は戻り賛成場面か。ただ、この価格水準を維持できなければ、世界的な貿易摩擦懸念が重石となり、半導体や触媒需要に翳りがある現状では積極的な買いは躊躇われ、この両日中に2800円後半の値位置を維持出来ない様なら試し売りとしたい。
石油
原油先限帳入値51550円(前日比-180円) ガソリン先限帳入値65110円(前日比-120円)灯油先限帳入値69830円(前日比-150円)原油は米・石油協会の在庫週報で500万バレル超の在庫減が示され海外原油相場は続伸。東京原油は円高相殺で伸びきれず、前日終値付近での揉み合い。先限は52000円手前で弾かれると買い方の利益確定売りに反落し51000円半ばへ値位置を落とした。ハリケーンによる供給減少はあくまで停滞であり影響は限定的で、世界的な貿易摩擦が世界経済に及ぼす影響を考慮すれば、需要減退は否めず、51000円後半~52000円を売り方針。
ゴム
ゴム先限帳入値は167.6円(前日比+0.3円)ゴムは165円付近にて底堅く推移していた事から海外ファンド筋の買戻しが先行し、夜間取引から上昇した。日中立会は米中貿易問題で米・財務省長官が中国との交渉に臨むとの報道があり、中国商品市況が反発。これを受けて、170円まで続伸したが買戻しが一巡すると上値が重くなり、一般投資家の手仕舞い売りに反落し前日終値付近まで売られた。165円~170円のレンジをしばらくは抜けそうに無い為、前日も書いたが、165円買い170円売りの逆張りで対処したい。輸入採算割れの値位置で推移する中で、底割れ懸念は薄く、中・長期的にレンジ上放れの可能性が高いと思われる。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23360円(前日比-410円) コーンは米農務省の需給報告で単収181.3ブッシェルと史上最高の予想となった事からシカゴ市場はファンド筋の手仕舞い売りに急落した。これを受けて、東京コーンも急落し、一時500円近い下落となった。その後は下げ幅を削ったものの、6年連続の豊作が確定的となり、収穫直後はハーベスト・プレッシャーを受け易い為、戻り売り優勢の展開と観る。23000円半ば前後は売り妙味有り、需給相場前までにMAXで年初来安値21980円も有り得る。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30米・消費者物価指数 (労働省)
21:30米・新規失業保険申請件数 (労働省)

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