夕刊:2018/09/18

米中貿易戦争再燃。米、中国に対し2000億ドル追加関税を24日発動!

為替
前日に米国が中国に対し2000億ドルの追加関税を発動した事から、3連休明けの為替市場がドル安に振れた。ユーロ/ドルは1.17に迫ったが1.16台後半で確り。円は一時111.66まで下落した。その後、仲値111.83円が公表されると仲値付近の揉み合いを経て、111.83円を上抜くとドル売りの巻き戻しから反発し、112円を回復した。終盤は112円を挟んでの攻防となった。15:15現在、1ドル=112.06円
株式(日経平均)
米国が来週、24日から2000億ドルの対中追加関税を発動すると発表した事から前日に主要国株は全面安となった。この為、連休明けの日経平均は23042.19円(前日比-52.48円)と下落して始まった。その後、今回の追加関税については織り込み済みとの見方から、切り返し前日比プラスとなって堅調に推移した。中盤から午後にかけては中国株や中国人民元の反発を受け、円が112円を回復した事も買いを誘い、一時、前日比400円高に迫った。その後は。利益確定売りに押されたが23400円半ばでの揉み合い後、23400円前半で終了した。業種別では鉄鋼、空運、保険、エネルギー関系の上昇が目立った。日経平均終値23420.54円(前日比+325.87円)
貴金属
金先限帳入値4310円(前日比-12円)銀先限帳入値50.9円(前日比-0.4円)白金先限帳入値2882円(前日比-12円) パラジウム先限帳入値3330円(前日比+20円)金はドル建て現物相場が1200ドルをキープしていたが、週明けに米国が中国に対し2000億ドルの追加関税発動を発表した事から市場離脱が進み反落した。この為、東京市場は週末の上昇ムードが一変、4300円を割り込んで軟調となった。先限が早急に4300円台で値固め出来なければ、米中貿易摩擦問題の長期化が懸念される中、戻り売り優勢の展開となろう。白金は週末の夜間立会にて先限が2900円回復を果たしたが、前述の米中貿易摩擦拡大懸念から2800円半ばへ反落した。2800円半ばでは下値抵抗が強まろうが、貿易問題で先進国及び新興国の自動車製造及び輸出縮小が懸念され、早急に2900円を回復出来なければ、2800円後半は売り優勢と観る。
石油
原油先限帳入値50810円(前日比-210円) ガソリン先限帳入値64620円(前日比-140円)灯油先限帳入値69200円(前日比-130円)原油は連休中の海外原油市場が動意薄となる中、米中貿易摩擦拡大による需要減退観測から東京市場は続落し、先限は51000円を割り込んで軟調に推移した。米国におけるシェールオイル生産が頭打ちとなる中、米国の石油生産余力には疑問符が付くものの、貿易摩擦問題を抱える現状では需要減退が避けられない。原油相場高を牽制するトランプ大統領の姿勢に加え、サウジアラビアやロシアが米国の求めに応じ、増産に同意すれば先限は50000円を維持するのは困難と観る。ただ、反米感情が強いロシアは中国との連携を強めており、その動向は不透明である。
ゴム
ゴム先限帳入値は166.1円(前日比-1.8円)ゴムは米国が中国に対し第3弾となる2000億ドルの追加関税を発表し、中国経済における景気縮小が懸念され、中国株が下落した。これを受けて上海ゴム相場も軟化し、東京市場は9/11に付けた年初来安値を1文更新し164.1円まで売られた。その後はやや下値を切り上げたものの、日中の寄付値165.5円が上値の壁となり、165円前後の揉み合いとなった。午後に入り165.5円を上抜くと戻り歩調を強めたが、積極的な買いは躊躇われたものの、やはり165円以下は割安感も根強く、押し目買い優勢と観る。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23170円(前日比-210円) コーンはシカゴ市場が続落した事から軟調に始まり23000円前半での揉み合いに終止した。シカゴ市場の中心限月18/12月が3.5ドルを割り込んでおり、ハーベストプレッシャーを受けている事が窺える。東京市場は当、先限が逆ザヤの為、期先2限月は割安感から下げ渋っているが、順ザヤのシカゴ市場は本格的な需給相場期入りを前にもう一段の下落が予想される。この為、東京コーンも連れ安となる可能性が高い。
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