夕刊:2018/09/27

米・FOMCにて0.25%の利上げを決定、来年にかけて4回の利上げ見通し!

為替
米・FOMCでの利上げを受けてドル高となった。ユーロ/ドルは1.17台前半~1.17中盤での揉み合い。ドル/円は米・利上げが決定すると113円を突破したものの、上値では短期筋の利益確定売りに押された。パウエルFRB議長の会見では年内1回、来年に3回の利上げを示唆したものの、市場では強弱観の見方は分かれた。アジア時間の円は押し目買い先行となって確り、112円後半での推移となった。基本的にはドル高の流れに変化は無いと観られる。午後に入りイタリアの連立政権内での予算案が折り合えなかった事からユーロが対ドル、対円で急落した。ドル/円の上値は重いものの112円後半を維持した。15:15現在、1ドル=112.66円
株式(日経平均)
日経平均は23946.43円(前日比-87.36円)と反落して始まった。注目されたFOMCでは利上げを決定。市場には織り込み済みとなっており、米・長期金利の低下に伴い、NY株式の反落に追随し安寄りした。その後、ドルの巻き戻しによりリスク選好の押し目買いに反発、前日比プラス圏へ浮上したものの、高値付近では利益確定売りに反落し24001.72円で前引けた。午後も午前の流れを引き継いで続落し、24000円を割り込むと利益確定売りが急がれ軟調に推移し、前日比237.05円安の23796.74円で大引けた。しばらくは上値閊えの様相か。業種別では空運業のみ上昇、石油・石炭、非鉄金属電気機器、建設業の下落が目立った。日経平均終値23796.74円(前日比-237.05円)
貴金属
金先限帳入値4319円(前日比-30円)銀先限帳入値52.2円(前日比-0.2円)白金先限帳入値2976円(前日比-4円) パラジウム先限帳入値3621円(前日比+20円)金は米・FOMCでの利上げや北米自由貿易協定での米・加通商問題の不透明観が台頭した事からドル建て現物相場が軟調となり、1200ドルを割り込んだ。欧米主要国での金利上昇や投資家心理がリスク選好へ傾いており、安全資産としての金需要の後退が上値を重くしている。米国を中心とした通商問題の長期化懸念等、ファンダメンタルズは弱気だが、チャートは強基調を維持している。今月のFOMC前後からは上値の重さも否めず、当面は4300円~4350円のボックス相場に陥った様相の為、4300円前後の突っ込みがあれば買い、4350円前後で上値が重ければ売りと逆張りで対処したい。白金は先週の3000円突破後は利益確定売りに押され2900円台後半での揉み合いが続いている。早期に3000円を回復出来ない様なら、貿易問題の長期化懸念による需要減退が再び蒸し返される可能性があり、目先は弱気だがチャートは好転しており、突っ込んだ安値2900円台前半の安値があれば買いで対処したい。石油
石油
原油先限帳入値54130円(前日比+300円) ガソリン先限帳入値69180円(前日比+250円)灯油先限帳入値71500円(前日比+160円)原油は夜間立会では前日終値付近での揉み合いに終止し、日中取引序盤には原油在庫が事前予想では在庫取り崩しと見られたが、一転、増加が示され海外原油相場が反落となった。東京市場は前日比マイナス圏で揉み合った後、為替相場が円安に振れた事や需給逼迫感が根強く、押し目買いが優勢となってプラス圏に浮上すると高値付近での保ち合いとなった。最近の上昇相場で高値警戒感の台頭により下げに転じた場合、9月の安値48900円から本日高値54250円までの上げ幅の1/3押し水準の52000円台前半まで高値修正場面も有り得る。
ゴム
ゴム先限帳入値は167.1円(前日比-1.9円)ゴムは先限つなぎ足においても170円台は上値抵抗感が強く、下値探りの展開となった。先限は170円乗せに失敗し、上海相場も軟調に推移した為、売り方優勢の展開から166.3円まで水準を切り下げた。期近の下げ圧力が高く当限は140円割れと輸入採算値を35円以上下回っており、足元の需給の緩みが顕著に現れている。ただ、主要生産国タイでの減反政策が増産期明けの10月後半以降は効果を表してくると思われるため、165円前後の押し目を買い拾いたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は23640円(前日比+30円) コーンは内外共に安値修正場面を向かえ持ち直したが、シカゴの中心限月12月限が3.6ドル以上で推移するなら農家の換金売り圧力を受けよう。東京市場はシカゴ市場の需給相場期入りを前に23000円後半から24000円を売りで対処したい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:30 米 4-6月期四半期実質国内総生産(確定値)
21:30 米 前週分新規失業保険申請件数

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