夕刊:2018/10/02

米・加、北米自由貿易協定改定案に合意!

為替
北米通商問題にて改定案合意がなされ、ドル高継続となった。欧米の製造業景況感が市場予想を下回り、ユーロは引き続き軟調で1.157前後での揉み合い後、終盤に売られた。ドル/円も堅調となって円は114円を突破後失速し、113.9円前後へやや下押して揉み合う展開となった。その後、仲値119.99円が上値抵抗として働き、119.90円前後の揉み合いを経て、利益確定売りに下落した。15:15現在、1ドル=113.76円
株式(日経平均)
日経平均は24376.17円(前日比+130.41円)と年初来高値を更新して始まった。NY株高や円安進行により石油株を筆頭に輸出関連株に買いが入り、高寄り後も堅調地合いを維持した。一時前日比200円超の高値を付けたが、短期の上昇相場で指数的にも高値警戒観が台頭しており、広範囲に渡り利益確定売りが出され、前日比マイナスとなる24245.45円で前引けた。午後は小幅反発して始まり、24271.73円のスタート。堅調を維持し再び3桁高となったが、戻りの鈍さから利益確定売りに再び前日比マイナス圏に沈む場面もあったが24270.62円と辛うじてプラス圏で大引けた。業種別では石油・石炭などの資源株を筆頭にゴム製品、非鉄金属の上昇が目立ち、不動産、情報通信株は軟調だった。日経平均終値24270.62円円(前日比+24.86円)
貴金属
金先限帳入値4353円(前日比+10円)銀先限帳入値53.2円(前日比-0.1円)白金先限帳入値3005円(前日比+39円) パラジウム先限帳入値3595円(前日比-15円)金は円安に支援され堅調を維持し、序盤は4300円前半での揉み合いから、ドル建て現物相場の1190ドル台回復を横目に4300円半ばへ水準を引き上げた。その後も4350円を中心とした値動きとなった。目先は先週の高値4374円を試す流れだが、米国では今後、来年末までに4回の利上げ見通しが示されたが、当面は12月の次回利上げまでには間があり、上値を目指す流れと見る。まずは目先4350円を終値ベースで上回れるかが鍵となるが、4325円前後の押し目を買いと観る。白金は先限が3000円の心理的節目を捉え、堅調となった。目先、3000円台で値固め出来れば、先週高値3016円、7月高値3059円を捉え、3200円を目指す展開が想定される。
石油
原油先限帳入値56720円(前日比+1130) ガソリン先限帳入値72360円(前日比+1200円)灯油先限帳入値74350円(前日比+1030円)原油は、足元の需給逼迫観が解消されない中、米国による対イラン第2弾の経済制裁を翌月に控え、更なる供給不安にブレント原油が85ドルを付けるなど大幅続伸となった。東京市場は56000円後半へ値位置を切り上げた。売り方の損失覚悟の手仕舞いが誘発されたもので、今週半ばまで売り方の踏みが出易い環境に変化は無いものと見られる。買い方の利益確定売りに反落したとしても、売り方のやれやれの買戻しに値を戻す可能性が高く、建玉整理の段階に入っている事が見て取れる為、この高値付近は乱高下し易い状況となろう。取組高の減少が顕著となり6万枚前後まで取組がほぐれるのを待って、今後の展開を考えたい。
ゴム
ゴム先限帳入値は172.4円(前日比+0.9円)ゴムはインドネシアの大地震による供給不足が懸念され、前日に期近中心の急騰を引き継いで本日も期近限月をリード役に続伸となった。久々の強材料出現により上海市場が国慶節による大型連休に入っており、東京市場に商いが集中した。輸入採算値を35円以上も割安となっていた期近限月が売り方の損失覚悟の買戻しに価格是正の動きとなったものだが、先限については上値が重いと見る。ただ、下値は確実に切り上げており170~175円のレンジに切り替わってきたので、目先は175円近辺で上値が重い展開となった時は売り、突っ込み買いで対処したい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24270円(前日比+320円) コーンは北米自由貿易協定の見直し合意により、通商問題に一応の決着を見てシカゴ市場が急伸した。需給相場期入りを前に最近は反発場面となっており、内外共に戻り賛成の相場付きとなって来た。こうなるとファンド等の大手投機筋の売り玉の手仕舞い買いにシカゴ12月限は農家の換金売りを喚起する3.8ドル近辺、東京は24000円半ば~25000円を目指す可能性が出てきた。売り場待ち。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
25:45 パウエルFRB議長講演

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