夕刊:2018/10/03

イタリア財政赤字を対GDP比2%に圧縮すると報じられる!

為替
英・EU離脱の不透明観からポンドが下落、ユーロも売られ1.15割れを試したが届かず、NY時間に入り買い戻され1.15半ば付近へ値を戻した。ドル/円は113円後半からNY時間に入り113.53円まで反落した。アジア時間も上値は重く113.5円台で始まり、その後イタリア財政赤字の対GDP比を2%まで圧縮するとの報道により、ユーロ売りが巻き戻されユーロ/ドルが上昇した。この為、ドル/円も仲値113.62を上抜け113.90円まで戻すも、上値は重意展開となった。15:15現在、1ドル=113.78円
株式(日経平均)
日経平均は24219.19円(前日比-51.43円)と反落して始まった。NYダウは一時、高値更新したものの上値を削って終了、ナスダックは続落となった。東京市場はハイテク株を中心に売りが先行し安寄りした後、利益確定売りに続落した。イタリアの財政懸念の後退により為替が円安に振れた為、前引けでは買い戻されたものの、後場寄りが24211.90円と軟調に始まると利益確定売り圧力が強まり続落した。年初来高値付近でのポジション調整場面だがリスクオンムードに翳りが見え、一旦、利益確定をしながらの対応か。日経平均終値24110.96円(前日比-159.66円)
貴金属
金先限帳入値4396円(前日比+43円)銀先限帳入値53.8円(前日比+0.6円)白金先限帳入値3024円(前日比+19円) パラジウム先限帳入値3572円(前日比-23円)金が夜間取引序盤はユーロの下落を眺め軟調となったが、NY時間にはドルの反落を受けてドル建て現物相場が1200ドルを回復した事から急反発となって先限は4400円の戻り高値を付けた。日中立会は4300円後半の値位置から始まり、堅調を維持した。先週の高値4374円をブレイクし、買いに拍車がかかった。チャート好転で次回の米・利上げが予想される12月までは押し目買い優勢の展開と観る。目先は上下に振れる展開を想定し、先週高値4374円前後から4350円前後の押し目を待って買い下がってみたい。白金は先限が序盤にユーロ安を受けて3000円を割り込んだが、NY時間のドル安を眺めて3000円を回復すると堅調となった。今週中に3000円台で値固め出来れば、7月高値3059円を捉え、秋口には3200円を目指す展開が想定される。
石油
原油先限帳入値56680円(前日比-40円) ガソリン先限帳入値72500円(前日比+140円)灯油先限帳入値74000円(前日比-350円)原油は、ブレント原油が85ドル近辺の値位置をキープ出来るかが鍵となるが、売り方の踏み上げが一巡し、57000円手前で足踏み状態となれば、買い方の利益確定売りが加速する可能性がある。原油価格高騰による需要減退を危惧したか、ロシア石油相が増産はすぐにでも対応出来るとの発言もあり、生産国も最近の急ピッチでの価格上昇は必ずしも歓迎していない様子が窺える。東京原油先限が今週末までに前日高値56990円を更新できず、下げに転じた場合は先限つなぎ日足チャートで9/28終値と10/1始値に空けた窓を埋め切る水準54200円近辺への高値修正が有り得る。
ゴム
ゴム先限帳入値は169.5円(前日比-2.9円)ゴムはインドネシアの大地震による供給不足が懸念され、今週前半は強基調となったが、本日は消費国が過剰在庫を抱える中で、目先のゴム需要は各国内で十分に賄えるとの見方から反落した。170円割れは回避したものの、戻りが鈍い様なら今週の中国市場の大型連休中の上昇だっただけに週末には往って来いとなる可能性もある。強材料に敏感に反応する産地の減産期入りを前に、今週末までに170円を割れば先週末の終値168円近辺の押しが考えられるので、そこを買い拾いたい。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は24560円(前日比+290円) コーンは通商問題に一応の決着を見てシカゴ市場が堅調となり、東京市場もファンド筋の踏みや新規買いに続伸となった。需給相場期入りを前に最近は反発場面となっており、内外共に戻り賛成の相場付きとなって来た。こうなるとファンド等の大手投機筋の売り玉の手仕舞い買いにシカゴ12月限は農家の換金売りを喚起する3.8ドル近辺、東京は24000円半ば~25000円を目指す可能性が出てきた。ここはもう一段高を待って売り仕掛けたい。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
21:15 米 9月ADP雇用統計
22:45 米 9月総合購買担当者景気指数
23:00 米 ISM非製造業景況感指数 (総合)

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